天上天下のジャケット写真

歌詞

天上天下

ZUMA

サッと食料隠します

スッと飢えは無視します

ゾッとするような猜疑心

ヒト科ホモサピエンス

カッとする日は殴ります

蹴ってスッキリするのです

きっといつかは滅びます

我々は散々です

四足歩行に慣れました

二足歩行にしちゃおっか

脳はでかい方がお得です

ヒト科ホモサピエンス

神様になった人様

内輪揉めだってしちゃいます

人が憎いのだ仕方ない

ミサイルを飛ばす

クルクル 回る地球の上

ガツガツ 掘り起こします

バサバサ 切り倒していく

早い者勝ちだ

天は人の上に人を

造らずのはずだった

気づけば他人の頭に足をかけて

蜘蛛の糸が切れ

落っこちてしまう前に

抜け出すのさ

どんどん登れ どんどどん登れ

どんどん登れ 天国へと

どんどん落とせ どんどどん落とせ

もう二度と這い上がれない谷底へと

もっと便利になるのです

もっと綺麗になるのです

もっと住み良くなるのです

ヒト科ホモサピエンス

周りから浮いた人には

パッと消えてもらいましょう

みんな望んでいるのです

恋をしたって愛したって

実らなきゃ憎くなってく

鏡よ鏡さん

この世界で1番

可愛いのはだぁーれ?

イヤイヤ 身体を売る人

ムラムラ 買いにくる人

ヒラヒラ 舞う諭吉は今

どんな顔で我々を見てるのだろう?

天は人の下に人を

造らずのはずだった

気づけば他人に頭踏みつけられて

しがみつく人に

しがみつくのがやっとで

何も見えない

どんどん落ちる どんどどん落ちる

どんどん落ちる 地獄へと

どんどん落とせ どんどどん落とせ

もう二度と這い上がれない谷底へと

散々です

  • 作詞

    ZUMA

  • 作曲

    ZUMA

天上天下のジャケット写真

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    天上天下

    ZUMA

この楽曲は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」に着想を得て作曲された自身16曲目の楽曲となる。タイトルはTikTokのコメント欄で募集するという初の試みも行った。その中に寄せられた案を元に自身で考えて付けたのが今回の楽曲タイトル「天上天下」である。
ある人が「正しい」と思っているとき、その正しさは誰かにとっては悪となることもある。絶対的な正しさを求めがちな昨今のSNSにおける言葉の応酬を見ていると吐き気がしてくるような寒々しくなるような気持ちにさせられる。そんな自己批判の自戒の意味も込めて蜘蛛の糸というキーワードを主軸に曲を構成していった怒りのの一曲。
ただヘイトだけで終わるというのは自身の信念に反するのでそこに一石投じる意味も込めて軽快な楽曲とメロディーラインを意識してあくまでもエンタテイメントとして昇華されている。
10年続けてきたバンド「ReVision of Sence」解散後、ソロアーティストとして一からDTMを学びなおす。今回の楽曲を含めてすべての楽曲の作詞作曲アレンジ、そしてミックスマスタリングまで一人でこなす。事務所等には所属せず自らの頭と行動力で5月からは東名阪ワンマンライブツアーを行っている。
約10万人の登録者を持つ自身のYouTubeチャンネルをベースに様々なプロモーションを仕掛けていく。TikTokには毎日数本の動画投稿も行っており、既存の楽曲のリアレンジバージョンも投稿されている。

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