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歌詞

Distance

A.Y.A

近付きたいのに近付けない

無防備に抱き合うと危ない

言いたいのはこんなことじゃない

大抵の言葉は過ぎるか足りない

執着と愛の住み処は違う場所

孤独はつまり自由の代償

心の穴は自分で埋めるもの

セックスなんてただの行為よ

壁を隔てて 見ていて

ひとつにならなくても良い

アクリルの向こう I can see you

通じ合えるわ どんな形でも

触れ合えない距離が愛しい

分かり合えぬ違いも美しい

言葉と感情 諸々のバランス

維持して丁度良いディスタンス

想いが溢れる日があってもいい

揺らいでもいい

弱さ認めて Stand hard baby

壁を隔てて 見ていて

ひとつにならなくても良い

アクリルの向こう I can see you

通じ合えるわ どんな形でも

壁を隔てて 見ていて

ひとつにならなくても良い

アクリルの向こう I can see you

通じ合えるわ どんな形でも

  • 作詞

    A.Y.A

  • 作曲

    A.Y.A, Droittte

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シンガーソングライターA.Y.A、自身3枚目となるフル・アルバムは、UKガラージやハウスといったダンスサウンドと、R&B、ヒップホップを融合させた新機軸。そこにエクスペリメンタルなエレクトロニカや、幼少期から慣れ親しんだオルタナティブミュージックの要素も反映させ、「停滞感がある現状の中で、聴いた人がハッとするような新鮮なサウンドを作りたかった」とは本人の弁。

メインプロデューサーにTAEYO等のワークスで知られるビートメイカーDroittteを据え、過去作「White Lines」等を手掛けたhaqu、洗練されたサウンドメイクに定評のあるKRICKといった新進気鋭のビートメイカー陣も強力バックアップ。客演参加したHayashi Masato(ex: Pablo Blasta)や18scottといったラッパーの面々も、本アルバムの要であるダンスサウンドとヒップホップを繋ぐ重要な役割を担うべく、両者ともに迫力満点のヴァースを披露している。

徹底的に洗練された個が尊重される反面、孤独な立場になることが増えつつある現代だからこそ、ダンサブルでありながらソウルフルな表現を目指し製作された本作。日本語と英語をしなやかに行き来する歌詞には、儚さと憧憬、そして戯言は信じず凛とした姿で立ち向かう一人の女性の影が散在する。それはA.Y.A自身でもあり、混沌とした時代を生き抜く市井の女性の姿そのものでもある。

あらゆる「当たり前」が崩壊し、変化していく超資本主義都市の様相。洗練されたサウンドプロダクションの元、A.Y.Aが肌で感じた狂騒の時代の姿が、剥き出しのヴォーカルと共にリスナーの耳に侵入する。

アーティスト情報

  • A.Y.A

    豊かな表現力とセンスに裏打ちされた作曲スキルとセンシュアルな歌声を武器に、カッティングエッジな音楽を生み出すアーティスト。 2018年にシングル「gravity」を発表し、国内外のプレイリストに選出されるなど注目されて以降、精力的にリリースを続けており、これまでにフルアルバム3作品、リミックスアルバム1作品、EP2作品を発表。  音楽のみならず、作品を発表する度に披露されるフレッシュなビジュアルのプロデュースも本人によるもの。「Out of the Race」や「Tough Guy」等のミュージックビデオでは自ら制作に携わるなど、常に次を見据えながら自身の世界観をハンドリングする才能と嗅覚にも定評がある。 また、ヒップホップラジオ「WREP」やPioneer DJ JapanのDJインタビュー番組「WHY WE PLAY」で司会を務める等、メディアへの出演実績も多数。幅広い音楽への造詣の深さを活かし、DJ活動も行うなど、活動は多岐に渡る。 新しい音楽の方向性とともに自らを進化させ、人々を魅了し、挑発し、固定概念から解放することが彼女の至上命題。A.Y.Aは、あらゆる枠を飛び越えながら、音楽の持つ可能性を極限まで拡大する。

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