白い白い月を見て
光のシャワーを浴びたけど
どうにも酸っぱい香りがしないんだ
夜行列車が陽の下で
車輪をガタガタ回すように
昼間の庭にも君がいたのさ
傾いた塔をみて
またバカがいるって笑ったの
まだ笑いあえるかもしれないよ
だけど傾いてたのは君と僕
目が覚めたら僕だけだよ
君との時間は空の上だよ
寝ぼけた顔して愛はどこなんて
あゝ 田んぼに夜が走る
甘い甘い果実はね
待ちすぎて夜に熟れていた
馬鹿な太陽が照らしすぎたのか
酸っぱい顔した君を見て
確かめるようにするけれど
それでも苦くなるよりは
いいんじゃない
洗いざらいの夢を見て
見て見ぬ振りを繰り返すの
いつかまた見れるかもしれないし
だけど夢を見てたのは今の僕
目が覚めたら僕だけだよ
君の姿は雲の上だよ
まじめな顔して愛はどこなんて
あゝ 夕陽に赤がしみる
変わらないよなんて嘘でも
この街に吹く風と
どこまで どこまでもゆくでしょう
檸檬の葉も乗ってゆくでしょう
- 作詞
百瀬健渡
- 作曲
上條みちはる
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上條みちはる Acoustic demo CD 『あの陽暮らし』
収録曲
1.エブリー
2.13日目の檸檬
3.お茶を入れるよ
4.霞(かすみ)
5.東京のそら
6.またな
アーティスト情報
上條みちはる
1995年生まれ。 バックパッカーや、日本一周をしながら国を問わず各地で歌う。 パンクロックの魂を力強いギターと柔らかな歌声に乗せて 数多くの人の心を惹くフォークシンガー。
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