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歌詞

この声で鳴らせばいい (Japanese Version)

ばく

流行りのドラマ 決勝の夜

話題の映画 泣けるラスト

「すごかったね」と 言われるたび

僕の心は 少し遅れる

笑えば済むと 知ってるのに

うなずく場所も 覚えたのに

帰り道だけ 静かすぎて

ほんとの顔が 戻ってくる

感動をもらえたって

笑って話す声の中

僕の両手はカラのまま

少し遠くで聞いていた

歓声が窓を揺らしても

僕の心は静かなまま

同じ場所で泣けないだけで

僕は僕を疑っていた

昼休みの輪 誰かの噂

湯気みたいに 話がのぼる

愛想笑いで やり過ごして

僕の呼吸は 少し止まる

合わせた声は うまくなるのに

表情だけは 癖になるのに

胸の奥だけ 棘が残って

ほんとの声が 遠ざかってく

楽しさをもらえたって

笑って話す声の中

僕の胸には置き場がなく

少し遠くで笑ってた

話の輪が熱を上げても

僕の心は静かなまま

同じ場所で笑えなくたって

心がないわけじゃない

メダルの色で 街がざわめく

遠くの名前に 拍手が降る

勇気をもらう その言葉だけ

僕の両手を 通り過ぎてく

勝った瞬間 見つめたのに

胸の時計は 止まったまま

表彰台の 光の外で

窓の雲だけ 流れていく

勇気をもらえたって

まっすぐ話す声の中

僕の両手はカラのまま

少し遠くで聞いていた

拍手の波が押し寄せても

僕の心は静かなまま

同じ場所で熱くなれずに

僕は僕を責めていた

盛り上がれない 僕のことを

薄情なんだと 責めていた

でも心まで 死んだわけじゃない

ただ鳴る場所が 違うだけ

感動をもらえなくても

笑って話す声の外

僕の心はカラじゃない

まだ歌になるものがある

歓声が窓を揺らしても

僕の心は静かなまま

同じ場所で泣けなくたって

この声で鳴らせばいい

僕は僕自身で

この歌を鳴らせばいい

  • 作詞者

    ばく

  • 作曲者

    ばく

  • プロデューサー

    ばく

  • ボーカル

    ばく

  • ソングライター

    ばく

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    この声で鳴らせばいい (Japanese Version)

    ばく

YouTubeで公開中のオリジナルBLアニメ『秘密の輪舞曲(ロンド)/ Secret Rondo』から生まれた、MINATOによる日本語歌唱バージョン。

誰かが感動したものに、同じように心を動かせない。
笑って話す輪の中にいても、自分だけ少し遠くにいるように感じてしまう。

それでも、心が空っぽなわけではない。
誰かと同じ場所で泣けなくても、自分だけの場所で鳴る想いがある。

「この声で鳴らせばいい」は、周囲と同じように感じられない自分を責めていた青年が、自分自身の感情と表現を受け入れていくための楽曲です。

MINATOが、まだ胸の中に残る歌を、日本語詞で静かに歌い上げます。

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