蛇を睨む蛙のジャケット写真

歌詞

IDONO KAWAZU

このひと言葉が全てなら

これ以上もう何も問うことはない

此処が最果ての砦なら

永遠も延命もあるはずもない

残り時間が僕の手に

転がって消え失せて

迷いが夜を覆うの

辛い

息ができぬのに

何故僕は生きるのだろう

誰かの優しさも信じられぬのに

怖い

否定されるが何よりもただ苦しい

明日を選ぶのがこんなにも恐ろしい

きっとやすらぎなど何処にもない

奪うこと奪われること

繰り返している

戦うから逃げてきた

僕にはもう生き残る余力などないな

結論を下すのを後回しにしてきた

甘えていた

楽に生きるなんて

ありえないと知った

痛い

独りというのに

何に怯えているのだろう

彼らの言葉など聞こえていないのに

怖い

触れるすべてが棘になって苦しい

明日に進むのが

こんなにもこんなにも

どんな言葉を紡いようと

そこに他人の姿はなくて

自分ばかりのことを歌って

それが全てと感じていた

独りで生きていけると思う程に

愚かなことはないのだから

辛い

息ができぬのに

何故僕は生きてしまうのだろう

誰かの温もりも知らないくせに

怖い

肯定する君が理解らなくて苦しい

明日を描くのがこんなにも恐ろしい

愛を知るのが

こんなにも…こんなにも…

このひと言葉が全てなら

これ以上僕にはもう問うことはない

此処が最果ての砦なら

身体も精神も暗闇の中で

  • 作詞

    IDONO KAWAZU

  • 作曲

    IDONO KAWAZU

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