Lyric

この願いがもしも叶うのならば

いつか眺めたあの彗星のように

一人歩いている

色もない並木道

あの向こうに光る星も

ぼやけて溶けた

ふと見上げ出会った

あたたかい流れ星

未来も過去までも

色づくように

いつもの道

見慣れた横顔

どれも今届くなら

手を伸ばしたい

青い空へ

飛び出して さあ行こう

夢を乗せて

なにも諦めてられない

今すぐ

今ここに　Ah　響く

祝福の歌

あの日の風がそっと香り始める

懐かしい日差し

左手の温もりも

変わらずに心を優しく包む

他愛ないこと

話すその声に

花は微笑むのでしょう

きゅっと握った

願い込めて

桜舞い輝く道を歩く

散ってゆく時も美しい姿で

いつまでも

Ah　ここで見上げてたいな

空に光がそっと寂しさを描く

色もなかった花が好きになった

また二人でここに来たいな

でもいえないや…

もうすぐに消えてしまうけど

私の想いはコマとなって

輝くよ――

どこまでも　さあ行こう

時巡って

いつかまた出会えることを信じて

空の先へ消える彗星のように

同じ景色がそっと輝き始める

いつになっても

そう

想いは続いていく