重工業/三月のフェアウェルのジャケット写真

歌詞

三月のフェアウェル

小森敬太

旋回した低気圧 春うらら

湿っぽい空に眩暈がした

レモンの香りも 東京の寂寞も 口づけも

忘れてしまいたいね

今日をもって 僕ら離れ離れ

大丈夫さ 1000年も一瞬だから

何光年離れていても 迎えにいくよ

今だけ さよなら 思い出せる

僕ら どこを通ろうと また会える

踊れるような ひろい道で きっと

今日も ここから一歩の荒れた土地に 林檎の種子を蒔いた

いつでも ドアは開けておくよ

宛名不在の便箋上にある一篇の詩は 言葉ではなくて

思い出と愛の子供である

僕ら どこにいようとも 繋がっている

笑えるような かそけき糸で

今日も ここから一歩の荒れた土地に 林檎の種子を蒔いた

  • 作詞

    小森敬太

  • 作曲

    小森敬太

重工業/三月のフェアウェルのジャケット写真

小森敬太 の“三月のフェアウェル”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

この度、小森敬太の2年ぶりとなる新作をリリースします。
小森自身が春生まれということもあり、本作は「春」をテーマに制作されたシングルになります。生命力を爆発させるロックナンバー「重工業」、大切な人を失った悲しみと祈りを16分ファンクに乗せた「三月のフェアウェル」、問いかけと内省を繰り返すミドルテンポなバラード「深夜放送」、という粒揃いの三曲が集まりました。
また今回の楽曲では、岡本太郎や寺山修司、木島始など、小森が10代の頃から影響を受けているという様々なアーティスト・詩人からの影響を歌詞に全面的に投影したことで、その歌詞の世界観が大きく変わりました。
小森敬太が一つ新たなフェーズに突入したことを知らせる春のシングル、ぜひご一聴を。

アーティスト情報

Keita Komori

"