歌詞

退屈を舌の先で転がして

聞き飽きたラジオのバックナンバーに溺れる

「そうやっていたのさ」って目を伏せて

機械仕掛けの僕なんかに話しかける

【思いやり】【親切心】【他者に対する過剰な投影と妄想】

いつまでも手を離さない君は、本当は誰の方を見ている？

正しく笑えば　噛み合って

哀しむ世界が廻り出す

現実を足の下に転がして

ただ定められた歩幅で歩くだけの機械

秒針は12から8へ小刻みに逆巻いて壊れていく

手を離したっきりだね　ねえ、本当は気付いていたんだろう？

戻っていくのは時計と期待の大きさだけだってことを

嘘だよ

そうやっていればただ歯車を眺めるだけで良いんだ

そうやっていればただ秒針が止まるのを待つだけでいいんだ

そうやっていれば君のことを考えなくていいんだ

そうやっていれば『　　　　　　　　　　　』