Lyric

あれから時が過ぎても雲は動かないふり

最後の一滴だけが落ちないまま歩いていく

いつの日にか声の形見えなく

そんなものさ上手に変えていける

この先あなたと分かり合えないことに

この一縷の寂しさなんていらないんだ

「忘れられない思い出」に問いを隠す

何も見えないままでいいんだ

綻び譲り合っていた糸は結べないまま

このまま果てしない夜が身を削っていく

失くさないように傷つけない答えは奥深く

やがてどこにあるかわからなくなる

探し物はいつも心の中

さよならあなたとわかりえないことも

この思いがあれば超えていけると思った

木の葉を纏う風に吹かれて消えた

何も追いかけやしないさ

さよなら分かり合えないことは

誰にでもあってそれでいいと思った

結んで開いたその手には残らない消えていく

だけどほらあなたとわかり合えたことも

確かに心の隙間を吹いてるんだ

あなたの笑顔が僕の声を撫でる

何も見えないままでいいんだ

日常を失い得るもの

例えばまだ覚悟が足りないなら

纏わりつく全てを剥がして進めるはずだ