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私たちには、人と関わったり別離したりする中で、時には人生の儚さを思い知るような出来事が起こることがあります。「5AM」は、眠れないまま朝の5時になってしまったときのイメージで現実を穏やかに抱きしめる、メディテーションポップソングです。SSW/トラックメイカー/DJのMaika Loubté(マイカ・ルブテ)が、2021年発表予定のニューアルバムより先行配信第2弾としてリリースする「5AM」。Maika Loubtéの新境地とも言えるサッド・コアな曲調であり、物憂げでダウナーながらも、爽やかな余韻が残る楽曲に仕上げた。作詞をMaika Loubtéの実の弟であるKeisei Loubtéが担当。ビートメイクにはNY出身で現在は消息不明のアーティスト、zachが参加。ジャケットのアートワークは、ドイツ・ベルリンを拠点とする日本人イラストレーター・アーティストの山根奈央子による絵画。ーーー「『5AM』は、3年程前にzachとインスタグラム上で知り合い、連絡を取りながら一緒に作り始めました。やりとりしていた数ヶ月後、彼と連絡がとれなくなり、気づいたらSNSのアカウントもSpotifyのページもすべて消えていて今ではどこにいるのかさっぱり分からなくなってしまいました。彼が送ってくれたビートの一部だけが手元に残り、一時は途方にくれましたが、そのまま仕上げてみることにしました。
それから1年ほど経ったとき、身内に様々な出来事が起こって、人生の儚さを思い知った時期がありました。当時よく『5AM』のデモを聴き返していたのですが、なかなか言葉が出てこなくて、歌詞を書けずにいました。そこで、一連の出来事を同じように経験した自分の弟に作詞を頼んでみたら、びっくりするほど腑に落ちる歌詞があがってきて・・・。人との関わりや別離の中で、眠れないまま朝の5時になってしまったイメージで、現実を穏やかに抱きしめるような曲ができたと思います。自分の想像を超えて。」(本人コメント)
東京在住のシンガーソングライター/プロデューサー/DJ。幼少期から10代を日本・パリ・香港で過ごす。高校卒業後、ビンテージアナログシンセサイザーに出会う。先進的なエレクトロニック・ミュージックを基軸としながら、テクスチャーをはぎ取ったオーセンティックな「歌」そのものを重要視している。国内外のアーティストとのコラボレーションやサウンドプロデュース、CMへの楽曲提供、リミックス、ナレーションなど多岐にわたって活動中。2020年10月リリースの「Show Me How」がマツダの新型車「MAZDA MX-30」のテレビCMのコラボ曲として大々的にフィーチャーされ、自身もCMに出演した。2021年10月20日に最新アルバム『Lucid Dreaming』を発表。2022年1月にはSpotifyのプログラム「SpotifyEQUAL」マンスリーアーティストに選ばれ、New York Times Squareの看板広告を飾った。2023年、最新作「mani mani」リリース。
WATER RECORDS