歌詞

洪水の如く うねり氾濫す 情報に

巻き込まれてなお 救いを求める

怒りと焦りの相性の良さと

その内 紛れ込むは 虚しさ

一瞥をくれたならば 歩き出す

冷や水に 勝る炎

２０２０年の傷痕 狂乱の足跡

絶えず育まれてゆく 生命の

尊さに 目を細める

頼りない世界だった。

破壊神様が 次に目を付けた 価値観の

転覆が起きる 誰も声沈め

孤独と欲望の相性の良さと

その後 囃されるは 暴動

理性を保ちつつ 素通りする

固まる地は 着地点

２０２０年の傷痕 混乱の靴音

少なからず生き延びた 善意に

愛想を 尽きかねる

愛おしい世界だった。

護りたい心を護る為 もがく私の様

一頻り降る黒い雨が止めば

必ずや また逢おう

狂った この世界で。