歌詞

「もしきみが

ひとりで泣けないのなら、

いっしょに泣いてあげるよ」

気まぐれ嘘でもいい　そんな一言に

何度も何度も救われてきたの

褪せないものなど何一つなくても

失ってばかりの愛でも

誰かが誰かを慈しみ生きているの

ひとりぼっちなんかに負けたくない

強がり泣き虫のうた

わたしおもうゆえのわたし

埃にまみれながら馳せるよ

きみは可憐

いつもくれた言葉に恥じないように

天泣の空

気高くあろうとして手を伸ばした

見えない明日を紡いで歩いていく

変わりたい

代わりのない『わたしだけ』に

いつかは枯れんその日まで

捨ててしまえたら

失くすことはないし

信じないのなら楽だな

時々わたしが

わたしじゃないみたいで

自由でいることこそ難しいな

光る雨粒は消えた

夢見るあの頃を捨てた

生まれ変わる瞬間を見上げて

きみは可憐

重ねてきた祈りに恥じないように

天弓の路

正しくあろうとして傷ついても

確かなこたえを刻んで歩いていく

解りたい

分かちあえない『わたしたち』を

いつかは枯れんその日まで

移り行く季節たちが

せかすように　また色を変えた

叱って　意気地のないわたしを

振り向かない　大人になる

雑音を消して　大人になる

いま日々は可憐

導かれたきみに恥じないように

天泣の空

気高くあろうとして手を伸ばした

見えない明日を紡いで歩いていく

変わりたい

代わりのない『わたしだけ』に

いつかは枯れんその日まで