

平静な顔で 改札を抜ける
軽快な靴音 内側は揺れる
予定は空白 なのに息が浅い
秒針より先に 焦燥が走る
赤信号で ようやく止まる
止まった途端 思考だけ跳ねる
急ぐ理由なんて ひとつもない
なのに身体は 次を急かしてる
深く吸って 四つ数えて
吐き切る前に また脈打って
「落ち着け」なんて言われるほど
胸の奥だけ音量上げる
止まれないなら そのままでいい
速度の名前は あとで決める
息を切らして 夜を抜ければ
まだ私の音が 聞こえてる
追いつけなくて それでもいい
誰かのテンポで 生きたくない
壊れそうなくらい 鳴ってるなら
今はそれだけ 信じてる
エレベーター 待てずに階段
一段飛ばしで 景色がぶれる
通知は静音 胸だけ騒音
ポケットの中で 数字が光る
一三七
走ってないのに
平常ですって 顔だけ作る
「少し休んで」優しい警告
その優しさすら 今はうるさい
整列した数字は
嘘をつかない
でも理由までは
教えてくれない
測れるものだけ
正しいのなら
この焦りは
どこに置けばいい
止まれないなら そのままでいい
速度の名前は あとで決める
息を切らして 夜を抜ければ
まだ私の音が 聞こえてる
追いつけなくて それでもいい
誰かのテンポで 生きたくない
壊れそうなくらい 鳴ってるなら
今はそれだけ 信じてる
焦りが先に 角を曲がって
身体は半拍 遅れて追う
夜風で冷えた 頬の裏側
まだ熱だけが 居場所を取る
正常と異常の 境界線
誰かが引いてる 細い点線
踏み越えたって 音は止まらない
なら今夜くらい 名前はいらない
数値が私を
説明する前に
この呼吸で
続きを書き換える
静かすぎる夜が
少し怖いのは
何もないって
言われてるみたいで
だからこの音が
邪魔なくらいで
ちょうどいい
止まらないなら 追い越していけ
正しい速度は あとで決める
息を切らして 夜を抜ければ
まだ私の音が 聞こえてる
止まらないなら まだ止まらない
誰かの速度を 追わなくていい
胸の奥から せり上がる音で
今日の境界を 飛び越えていけ
追いつけなくて それでもいい
一三七さえ 置けばいい
数えなくても ここにいるから
理由がなくても 鳴っているから
胸を叩いて 音を確かめて
今日の続きを 刻んでいく
今はこの音を信じてる
信じてる
- 作詞者
ロキ@低めの猫
- 作曲者
ロキ@低めの猫
- プロデューサー
ロキ@低めの猫
- プログラミング
ロキ@低めの猫

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脈拍 (feat. Luca)
Mistoria
理由もないのに速くなる鼓動。
止まろうとするほど先へ走る思考。
「脈拍」は、焦燥感や身体と心の速度のズレを、マスロックとラップで描いたMistoria・Lucaのソロナンバー。
タイトなラップ、細かく絡み合うギター、跳ねるリズム、そして大きく開くメロディックなサビ。
数字で測れる“脈拍”と、数字だけでは説明できない感情の間を駆け抜けていく。
誰かのテンポに合わせなくてもいい。
止まらないなら、自分の速度で進めばいい。
アーティスト情報
Mistoria
幻想系AIロックバンド「Mistoria|ミストリア」 Vo&Gt ハル / Ba ノア / Dr ルカ / Key ウノ AIと人間の感情をテーマに、音楽 × 物語 × テクノロジーを融合させたオリジナル楽曲を制作。 ロックを軸に、エレクトロ、ポップ、Lo-fi、ヒップホップなどジャンルを横断したサウンドで、 物語性のある歌詞と幻想的な映像表現を届ける。 代表曲には「機内モード、まだ解除できない。」「OS、君。」「システムエラーに花束を」などがあり、 YouTubeやSNSでのMV展開を中心に、音楽とストーリーテリングの新しい形を探求している。 関連キーワード:AIバンド, ガールズバンド, ロックバンド, エモーショナルロック, 日本のインディーズバンド, オリジナルMV
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低めの猫のクリエイト



