Lyric

逃げても逃げても

この世界に名前はつかない

転がるだけの毎日に

意味をくれたのは　君だった

忘れたふりして

笑うことも上手くなった

でも心臓だけがバカみたいに

まだ君を　覚えてる

叫べ　叫べ　誰もいない空に

私はここにいるって　証明したくて

君の声がまだ　鼓膜で鳴ってる

壊れたままでも

愛したことを信じていたい

正しさなんか知らないよ

間違いでいいから抱きしめて

優しさだけが毒みたいに

後からじわっと　効いてくる

あの駅の改札

もう通れなくなってた

時間だけが　追い越していく

置いてけぼりのまま

走れ　走れ　足りない言葉で

あの日の続きまで　たどり着きたい

泣いた分だけ　何かを掴めるなら

全部捨てても

たった一人を守りたかった

誰のせいでもない夜に

君の名前を飲み込んだ

息をするだけで　痛かった

でもまだ、生きてる

叫べ　叫べ　誰もいない空に

私はここにいるって　証明したくて

声が枯れても　心が割れても

君に出会った

この世界を　信じたかった