君とJJ

同棲生活が終わり、彼が去った1DKの部屋にひとり残された“私”。
洗面所の歯ブラシに、大きめの服、広くなったベッド、冷えたグラス――
消えないぬくもりに酔いながら、ジャスミン香るお酒“JJ”にすがる夜。
ほろ苦い思い出と、まだ消せない愛しさ。
「全部割り切っちゃえばいいのにね」と自分に言い聞かせながら、恋の余韻に溺れていく。
繊細なリリックと浮遊感のあるサウンドが、失恋のリアルと揺れる心情を映し出す、ちょっと大人な失恋ソング。