乾燥人生のジャケット写真

歌詞

乾燥人生

Kine Lune

深夜のラジオ。流れる、あの曲に。

部屋の明かりをぜんぶ消して 深夜のラジオから流れる歪んだ曲に

僕の幼い心は なぜか磁石みたいに引き寄せられて

ノートの余白に書き留めながら 夢中で覚えたあの歌は

今でもこの胸のなかで 鮮明に覚えているよ 絶対に忘れない

あれから時は流れて ラジオもいつの間にか聞かなくなって

ただ目まぐるしく過ぎゆく日々の砂に 深くうもれてしまう

今の街のはやりの歌さえ 何ひとつ知らないままで

私の心はいつしか 完全にかわいてたんだ この退屈な人生に

大人の世界で繰り返される 事務的な出会いと別れのなかで

いつの間にか涙を流すことさえ忘れて 涸れ果てていた

そんな絶望のどん底のとき ふと脳裏を掠めたのは

あの真夜中の電波がくれたメロディ 一瞬で心を揺らしてしまったのさ

電波の向こうで繰り返される 切なき別れの言葉を

あの日の僕は 涙を滲ませながら一緒に歌っていたよ

世界中の誰も救ってくれないような あの救いようのない寂しさに

ただ、自分の孤独な心を 重ねてしまったのさ

あの歌だけが、僕の味方だった

デジタルな数字(データ)で管理された 音楽の海を泳ぎながら

あの頃の、ノイズ混じりの一曲の重みを想う

トレンドを追うだけの音に 僕の魂は売らないさ

あの真夜中の少年に 届けるための歌を、いまプロデュースする

電波の向こうで繰り返される 切なき別れの言葉を

あの日の僕は 涙を滲ませながら一緒に歌っていたよ

世界中の誰も救ってくれないような あの救いようのない寂しさに

ただ、自分の孤独な心を 重ねてしまったのさ

今でもずっと、響いている

流れる曲、引き寄せられて。

夢中で覚えた、あの歌。

流行も知らず、乾いた人生。

心揺らした、真夜中の電波。

救いようのない、寂しさ。

忘れない、ずっと……

  • 作詞者

    Kine Lune

  • 作曲者

    Kine Lune

  • プロデューサー

    Kine Lune

  • ボーカル

    Kine Lune

乾燥人生のジャケット写真

Kine Lune の“乾燥人生”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"