歌詞

やめることなど叶わず嗤う

人の心も喪う夜に

いくつ数える歳を重ね

僕はいくつ喪ったんだろう

薮をつついちゃいけないなんて

教えてくれない恨むことなど

全て喪うなんて誤解で

もっと喪うものが増えてく

許さないなんて言えず怒りも

わずかばかりの光の中で

溢れ出すのはつらい色で

かくのないので幻想を

目すら向けない気持ちもそろろろ～ん

右も左も上も下すら

わからない目はぐるぐる回る

耳に聴こえる歌も言葉も

雑音と化してやめようとするも

さらに溢れるキラキラに

違うものでしょ見るべきものは

繋いだ手すらもわからなくなり

全て喪い世界の終わりか

安定なんて全て奇異だと

抜けるならせめて苦しんでもらおう

全て終われば少し落ち着き

知るを認め己省もう

藪の中しか見えない心が

動き隠して行くを止まらせ

だれのせいだと

俺のせいだと

いいや違うさそうじゃないよと

罵られる方が心地いいんだよ

底に甘んじずでも立ち上がるよ

弱音吐く口肯定的

全て有意味な幻の中に

全て自分の責任で

結局他人を信じられず

つまり独りで歌うしかない

言葉素直に語ることすら

やめて呟く心治め

そしてもうすぐ

そしてもうすぐゼロに戻れる

前を目指して