歌詞

休みの日の16時、何してたかを考えてみると

昼食べたみかんが甘かったぐらい。

これじゃあれだな、何かしようと思って街へ出て

古本屋のワゴンをあさります。

好きな作家の小説もあのアニメの原作も

定価で買おうか悩んでた写真集も

全部、並んでいた。

ブリキのおもちゃみたいに

ゆっくりと歩いて行こう

晴れた空の下でも雨の下でも

ブリキのおもちゃみたいに

まっすぐに歩けばいい

煙吐きながら音をたてながら

大丈夫です、と言いつつ家に戻ってみたら

あかりをつける気にもならない

スマホを切り、充電もせず布団にくるまって

思い切り目をつぶった

でもまあいいか、冷蔵庫に

あれがあったな、好きなプリンと

チョコアイス食べたら

割と無敵になった

ブリキのおもちゃみたいに

ゆっくりと歩いて行こう

晴れた空の下でも雨の下でも

ブリキのおもちゃみたいに

まっすぐに歩けばいい

煙吐きながら音をたてながら

壊れても、動けなくても

無理しないでいい

適当に電池を交換して

休んでりればいい

ブリキのおもちゃみたいに

ゆっくりと歩いていこう

晴れた空の下でも雨の下でも

ブリキのおもちゃみたいに

壊れたら止まればいい

そこにいるだけで割とアリだから