

一歩二歩 歩いて暗闇に入って
周りの景色も靄に消えて
自分の形も保てなくなってきた
しれっと居なくなった季節を思い出して
冷えていく体温を どうにか
元に戻したい
外側のルールに縛られて
閉じ籠って
大切に守っていても
花はいつも散ってしまう
この未知なる未来に溶け込んで
何も怖くないと言いたいけれど
誰にも気付かれず
誰にも気遣われず
誰にも話し掛けられないまま
根っこから吸い取った命で
露を垂らし 手のひらを握りしめている
ひとつふたつ 沈黙の中で咳をする
風の音が鳴り響いて道を抜ける
誰かと誰かの間にはあたたかな音がする
力を失くした瞳には何が映ることもない
手にしたい記憶を 揺り動かし
先を信じたい
柔らかな内側の形を
必死に思い出し
何かを作り出そうと
辿り着く勇気も出ない
この知らない空のような世界の中で
まだ放たれていないと言いたいけれど
誰かが枯れる前に
誰かが千切れる前に
誰かがその姿を保っているように
白いため息がくれた音を頼りに
頭を垂らし ゆっくりと目を閉じようとする
胸の奥で鳴り響く深い音が
耳の傍で高鳴っている
静まり返った世界にまぎれて
存在の音を確認させる
この暗く、にわかに涙を含んだ瞼に
いくつかの道しるべを教えている
それが何かは知らない
それが誰かは知らない
それが自分とは限らないけれど
僅かに聞こえてくる季節の中で
今まさに 羽根が攫われていく
悪あがきすら 許されないというのだろうか…
- 作詞者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 作曲者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プロデューサー
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プログラミング
福 水琴 - Fuku Mikoto -

福 水琴 - Fuku Mikoto - の“虫けら”を
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虫けら
福 水琴 - Fuku Mikoto -
「虫けら」
重く深い打楽器と広がるアンビエントが織りなす、
シネマティック・ローファイ・バラード。
“生きる痛み”と“存在の音”をテーマに、
儚くも力強い声が、闇の中に共鳴する。
作詞・作曲:福 水琴(Suno AI使用)
アーティスト情報
福 水琴 - Fuku Mikoto -
音が立ち上がり、碁石のように花開く。
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