人形戦争の夜のジャケット写真

歌詞

陶器の女王は笑わない

Story Sound-notes

笑わない女王が

月を踏んで降りてくる

その胸に鍵はない

されど夜は跪く

劇場の奥深く

銀の玉座が待っている

赤い幕を何枚も

くぐった先の暗い場所

そこに座る白い影

誰より美しい人形

宝石よりも冷たい目で

私たちを見下ろした

「心など飾りでしょう」

「夢などすぐに欠けるでしょう」

女王の声が響いたら

鐘も糸も震えだす

笑わない女王が

月を踏んで降りてくる

その胸に鍵はない

されど夜は跪く

笑わない女王が

名前をひとつ呼ぶたびに

赤い劇場のすべてが

陶器の夢に変わってく

誰かがそっと尋ねたの

「あなたは心が欲しくないの」

女王はまぶた伏せたまま

小さく首を傾けた

「心を持てば迷うでしょう」

「愛せばいつか失くすでしょう」

「ならば何も感じないまま」

「美しくあればいいでしょう」

それでも胸は鳴っていた

空っぽ同士 響いてた

女王の白い指先が

古い鍵へと伸びていく

笑わない女王が

月を踏んで降りてくる

その胸に鍵はない

されど夜は跪く

笑わない女王が

名前をひとつ呼ぶたびに

赤い劇場のすべてが

陶器の夢に変わってく

どうしてあなたは泣かないの

どうして私を見ないの

どうしてそんなにきれいなの

どうしてそんなに寂しいの

女王は答えなかった

ただ鐘の音を聞いていた

ひび割れた王冠の下

誰より空っぽな顔で

笑わない女王が

月を踏んで降りてくる

その胸に鍵はない

されど夜は跪く

笑わない女王が

名前をひとつ呼ぶたびに

赤い劇場のすべてが

陶器の夢に変わってく

笑わない女王が

夜の玉座で手を上げる

「心を持つ者たちよ」

「次の幕へ進みなさい」

笑わない女王が

はじめて少し目を伏せる

その胸に鍵はない

けれど何かが鳴っている

次の幕で選びなさい

心になるか

人形のまま眠るか

赤いカーテン閉じるとき

女王はまだ笑わない

けれど遠く鐘の奥

小さな鼓動が聞こえてる

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  • プロデューサー

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