寂寞のミンストレルのジャケット写真

歌詞

寂寞のミンストレル

虹組ファイツ

風が詠い舞うように

届けたセレナーデ

夜の帷を靡かせて

思い出の隙間に雨が降る

時間がただ

淡い夢を溶かしてゆけば

孤独を愛す旅人に

私は戻っていくだけ

過ごした日々

首飾りのように束ねれば

キラリと光る宝石ね

私を飾って

詰めすぎた荷物なら

指折り手放すけど

綻ぶ赤い糸残した

最後ひとつ見てないフリ

揺れる君の面影は

凍えた蜃気楼

呼び止められたような気がして

耳を澄ますけれど

風が詠い舞うように

届けたセレナーデ

夜の帷を靡かせて

思い出の隙間に雨が降る

棚引く雲

空に巣掻くように爪弾けば

今も響く夢幻に

よく似合うでしょう

心を詩にするなら

囚われの姫のじゃなく

自由に飛ぶ鳥になりたい

どこか遠く行けるように

回る君の面影は

壊れた万華鏡

時と共に姿を変えて

二度とは戻れない

風が削り取るように

別つはハルモニア

割れて尖った心から

思い出の欠片が砂となる

回る…

回る君の面影は

壊れた万華鏡

時と共に姿を変えて

二度とは戻れない

風が削り取るように

別つはハルモニア

割れて尖った心から

思い出の欠片が砂となる

揺れる君の面影は

凍えた蜃気楼

呼び止められたような気がして

耳を澄ますけれど

それは風が

君と同じように

通り過ぎたフィナーレ

新たな旅の始まりを

冷たくも暖かく見送って

  • 作詞

    前原竜太

  • 作曲

    前原竜太

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