歌詞

涙を超えて　繋ぐ今

君に唄う　終わらない未来

ただ黙していた

檻が絡み合ったような街で

酷く錆びた首輪を掻く

幾度も振り返る度　鳴り響く秒針が

「そんな夢　捨ててしまえ」と焦がす

もう固く鍵をかけてしまえば　どんなに楽になるだろう

壊した夢の形も　忘れて笑わないでよ

翼も持てないような僕ら　ifを描いて

明日を待っている

誰もが憧れ　目指した

二つと無いあの空へ

一生分の悔いでも　鼓動は止められない

飛び立つ傍の　君に見せてあげるよ

風渡る軌道の上　自分に　さよなら告げて

見知らぬ先のその向こう　落ちていく

目も眩む　逆光の中　見失う前にどうか

空に向けた　空に触れた

その手を明日も　値踏みしないで

離さないで

涙を超えて　繋ぐ今

動き出した願いと想い

届かなくても

壊れかけでもいい

誰もが憧れ　目指した

二つと無いこの空で

嘘も涙も誰も　鼓動は止められない

飛び立って君に　届けディヴェルティメント

遠ざかるフェンス越しに手を振って　そっと目を閉じた

翼の無い鳥でもいい

きっと空いた背に　君ごと夢を背負えるから