Lyric

焦がれた　壊れた

夢が醒めるまでに

いつかその手で

凶器：ゼロサムゲーム

動機：依然不可解

真っ黒のタグを括られ

また次の生を待つんだ

生存価値を決める偽証

掌も踊る現象

この滑稽な傷は　誰のせいだ

歪む鼓動に

その速度に　壊れてゆく

名前の無い唄を

幾度も繰り返して

望んだ憧憬すらも

まるで悪夢みたいだ

理想描く筆もいつか

折れてしまうから

(君の手と)繋いだこの手は　いつしか解けていた

綴った　痛みも

数え切れないままだ

それは虚構の代償

気付いて　気付いて

僕の『自壊予告』

君の声で止めてよ

この病に薬は無い

デフォルメされたカーテンコール

歪む鼓動は　僕に傷を残した

死に損ないと喜怒哀楽

前倣え参差錯落

蓋然性もない策略

折れた筆は

元には戻らないんだ

積み上げた　日々すらも

無意味だったみたいだ

希望を指した過去も　壊してしまえたのなら

手放したその手は動かない

未完成のパズルは崩れて

きっとこのままだけれど

夢寐の残滓で唄う

世界を　描こう

気付いて　ねえ

伸ばしたこの手に　言葉に　応えてくれ

その理由も意味も

忘れてしまう前に

都合のいい言葉で慰めてくれ

焦がれた　壊れた

夢が醒めるまでは

僕の傍にいてよ

君の声で止めてよ