歌詞

亡き愛犬に捧げるヒップホップ

クッキー元気かい？

今は君は僕を纏う空気かい？

まるでそう温かい毛布みたい

あの時の君をもう一目見たい　ねぇ

久しぶり実家に帰り

会えば君は喜び　しっぽ振り

僕に見せてくれる　一心不乱ダンス

そんな君は僕の　フランダース

家族いない時ゴミ箱漁って

好奇心に任せて変なモン食べちゃって

体震わせながらしていた　「オエッ」て

そんな戻したアレさえノスタルジックで

夏場腹出して畳寝転がり

冬場腹隠して布団包まり

「あんた犬じゃなくて人間だね」って

なんて母さん呆れて言ってたね

東京で心打ち砕かれた僕は

心身ボロボロでトボトボ実家に戻った

親と喧嘩した後

後ろから聞こえる足音

あの日も横にいてくれた

君はいっつも「ワンワン」鳴いてさ

代わりに今「うわんうわん」泣いているよ

僕が　君の鼻ぐらい頬が濡れてさ

休みの日には気になって

散歩道を通ってみたりする

君が　いるはずないのに

なんでだろうね

亡き愛犬に捧げるヒップホップ

ラララララ　ララララララ

お母さんの妹からもらった子

それがクッキー　いわば養子

お母さんの妹に久しぶり会うと

甘えた声出すんだ「くぅーん」と

おまけにゃしちゃうんだ嬉ション

そして汚れちまうクッション

それ見てなんだか申し訳ない気持ちになった

元の家に帰りたい夢が叶った　みたいで

君は言葉喋れないから

君が幸せかどうか分からないまま

「わがままな気持ちを押し付けてるのかな」

という不安な思いがわだかまったママ

でも君が幸せだったかもしれないと

そう言える証拠はそうこれしかないよ

それは君が長生きしてくれたこと

心安らかな日々を暮らしただろう

その答えは天国で聞かせてよ

僕も行ければだけど　ねぇいいかい？

君はいっつも「ワンワン」鳴いてさ

代わりに今「うわんうわん」泣いているよ

僕が　君の鼻ぐらい頬が濡れてさ

休みの日には気になって

散歩道を通ってみたりする

君が　いるはずないのに

なんでだろうね

亡き愛犬に捧げるヒップホップ

ラララララ　ララララララ

棺桶の中にたくさんの花

あの頃と変わらない可愛い鼻

先に旅立ったインコのピクと

今しているのかなピクニックを