吹く風に放たれてゆく がんじがらめの僕の歌声は
変わることない世界を 映し出すありふれた痛みさ
もしもまだ叶うならば 届けてよ 虹の彼方まで
「何を語れるというの? 退屈な君の見てきた風景で」
決まり切ったその唇 僕の何がわかるというの
もしも明日会えるならば 教えてよ 君の絶望も
あきらめることをあきらめたら
きっと言えないことも言えるのだろう
傷口を晒したままで 生き永らえてる君の歌声は
来ることのない夜明けを 暴き出すたった一つの奇蹟さ
もしも神がいるのならば 救ってよ 矛盾だらけの僕を
喪われた季節の中で
きっと見えないものも見えるのだろう
そうさ、君のことを忘れなければ
きっと歌えないことも歌えるだろう
- 作詞
松波哲也
- 作曲
松波哲也
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- ⚫︎
再生
松波哲也
- 2
吹きっさらしの感情
松波哲也
- 3
ウィークエンド
松波哲也
- 4
幾千
松波哲也
- 5
朝と夜の境目で
松波哲也
- 6
ありふれた物語
松波哲也
- 7
行き交う人々
松波哲也
- 8
人生は始まったばかりさ
松波哲也
2022年にリリースされた、2017年以来5年ぶりとなる作品。弾き語りという枠を超え、全編バンドアレンジ、すべての楽器演奏とプログラミングを自身で担当。世界はもう今まで通りには戻れない。喪失と再生のプロセスを鮮やかに描き出す、新たなるフェイズへの第一歩を記すサードアルバム。