99%は信じない OK
今この世界で
残り1%に何かがある
OK Who’s real?
OK Who’s real?
口の周り拭く 紙ナプキン
テーブル囲み 仲間再確認
まるでタモリ 全部が遊び
すぐにMt.Fuji みたいなDynasty
年齢確認はいらないし
でっかくやろ
普通の人とやってること
全部逆かも
ケチャップよりもかけたいねぇ
マスタード
絶対 Friends Only 24 連絡 C’mon
数学じゃ計算なんて出来ない
足し引き掛け割り99
常識じゃカルチャー語れない
分かってる奴らとBluetooth
1% オンライン 本物のドーパミン
寄ってくる女王蜂 王様の隣
Oh ABC now I’m gonna teach you
横にいるお前だから信じる
99%は信じない OK 今この世界で
99%は信じない OK マジで眠たいぜ
99%は信じない OK 今この世界で
残り1%に何かがある
OK Who’s real?
OK Who’s real?
おれら稼いだ分
いろはす買う 使いすぎLife
すれ違う人に言わす
“Ice so bright”
一円にもならねぇよ プライドにLie
人生に2takeは無い Fly to the sky
この世界
Netflixのイカゲームみたい
Uh Uh Uh
Tick tock tick
またTick tock tick
さっさと見極めて爆音で流そう
Bach LogicのBeat
お似合いだろ ELIが
着火 路地裏のHeat
裏切りもんいないよな
甘っちょろい人には
理解すらできない
Hello 君はどっちサイド?
「お前が嫌い!」とかふざけたい
どうでもいい奴と
付き合う暇は無い
騙し合いより カマし合い
楽しんで行こう この時代
99%は信じない OK 今この世界で
99%は信じない OK マジで眠たいぜ
99%は信じない OK 今この世界で
残り1%に何かがある
OK Who’s real?
OK Who’s real?
99 こんな世の中で
99 嘘ばかりだって
Uh Uh Uh 誰を信じる
Uh Uh Uh Uh Yeah
99%は信じない OK
99%は信じない OK
99%は信じない OK 今この世界で
99%は信じない OK マジで眠たいぜ
99%は信じない OK 今この世界で
残り1%に何かがある
OK Who’s real?
OK Who’s real?
- 作詞
ELIONE
- 作曲
BACHLOGIC
ELIONE の“99%”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
I'm In
ELIONE
- ⚫︎
99%
ELIONE
- 3
Applause
ELIONE
- 4
Fire Bird
ELIONE
- 5
One Night (feat. BACHLOGIC)
ELIONE
- 6
楽にやれよ
ELIONE
- 7
Rat-Tat-Tat (feat. Fuji Taito)
ELIONE
- 8
ちょっと待ってくれ
ELIONE
- 9
Keep Going (feat. CHICO CARLITO & 唾奇)
ELIONE
- 10
カラフルな世界とモノクロの社会
ELIONE
- 11
別にいいんじゃん?
ELIONE
- 12
One Wish (feat. NORIKIYO)
ELIONE
E - 13
上を向いて歩けば
ELIONE
- 14
99% (feat. SALU & RYKEYDADDYDIRTY) [Remix]
ELIONE
- 15
別にいいんじゃん? (feat. Mummy-D & AKLO) [Remix]
ELIONE
ELIONEの集大成にして新境地。名匠BACHLOGICと作り上げた新たな代表作「So Far So Good」
近年はSALUとの共作EP「AC2」(2021年)や数多くのフィーチャリング・ワーク、他アーティスト楽曲の作詞/作曲/プロデュースなど、多方面でその才能を発揮してきたELIONE。ラップだけに留まらない、トータルとして見たアーティスト性の高さこそ、彼を評価する上で最重要なポイントであり、ここ数年の活躍は彼のそのスタンスが遺憾なく発揮された結果だ。
マルチな才能という意味では、自身のソロ・ワークにおいても彼はセルフ・プロデュースに拘ってきた歴史があり、過去に発表された4枚のソロ・アルバムの大部分のトラックは彼が自ら手掛けている。だが、最新作「So Far So Good」では自らその姿勢を覆し、日本を代表するヒップホップ・プロデューサーであるBACHLOGIC(以下、BL)のフル・プロデュースで作り上げた。質、量共に間違いなく日本のヒップホップ史上最高の実績を残してきたBLが、ひとりのアーティストのプロジェクトをフル・プロデュースするというのは、ヒップホップ・シーン全体で見ても決して小さくない事件だ。そして、これまではそのセルフ・コンテインドな制作スタイルに拘ってきたことで自身のアーティスト性を築いてきたELIONEにとっても大きな変化だろう。
だが、昨年リリースされたシングル“99%”とSALU/RYKEYDADDYDIRTYを招いた同曲のリミックスを聴いたファンは、その時点でELIONEとBLの相性の良さに気づいていた筈だ。実際、“99%”以外の「So Far So Good」収録曲も、BLとの高い相乗効果が感じられるバンガー揃いだ。
むしろトラック制作というタスクから解放され、より作詞とメロディ、コンセプト作りに向き合うことが出来たのだろう。リリックは全編通してポジティヴ且つモチベーションを煽るテーマでまとめられている。そして、一聴したらリスナーがすぐに口ずさむことが出来る印象的なフレーズを用い、それらを磨き上げた秀逸なメロディに乗せてラップすることで、耳馴染み良く、聴き返しに耐える強度へ昇華することに成功している。そして、BLの程良くヴァラエティに富んだトラック群とELIONEがこれまでの活動を通して培ってきた構成力と監修能力が加わることで、各収録曲がそれぞれ堂々とした存在感と魅力を放って共存している。
豪華な客演陣も、各曲に華を添えている。SALU/RYKEYDADDYDIRTY/CHICO CARLITO/唾奇/Fuji Taitoといったスター揃いの客演陣は相当に豪華なラインナップだが、全員が実際にELIONEと交流の深い友人たちという事実は記しておきたい。また、プロデュースのみならず久し振りにそのスキルフルなラップを披露したBLの登場も、ヘッズ悶絶必至なサプライズだろう。そして、NORIKIYOやAKLO、Mummy-D(RHYMESTER)といった、彼のラップに決定的な影響を与えたヴェテラン勢の登場も、今作にかけるELIONEの想いの強さを感じさせる。
今作のリリックには、彼の座右の銘だと思われる“Loyalty”(忠誠心)という言葉が何度か登場する。ヒップホップというアートに忠実であり続け、長年スキルを磨き続けた結果、実現したBLとのコラボ。そして、仲間たちへの誠実さを忘れなかったからこそ、本作に集った豪華な客演陣。彼が長年培ってきた自信と信念が反映されているからこそ、本作は輝いている。そういった意味でも、「So Far So Good」は、ELIONEにとって集大成にして新境地に到達した、新たな代表作だ。
Yusuke "11zero" Ito