荒れた火の鳥 ICEは溶けない
Aye Aye 火の鳥 羽田 Hit飛び
Aye 荒れた火の鳥 ICEは溶けない
Aye Aye 火の鳥 羽田 Hit飛び
ICEは溶けねぇ Basicを彩り
ICEは溶けねぇ Celineを着物に
ICEは溶けねぇ
ICEは溶けねぇ 荒れた火の鳥
Sheee ホームラン打っては輝き
一周回ってる ダイヤモンド
Yeah マトモな人から見てたら
何周回っても バカ 本当
付けるテニスChain
合わすシャツはPlain
光るおれのPain
流すColtrane
ロックで飲んだ山崎
乗りこなした荒波
興味ないんだ 肩書き
自信あるから馬鹿らしい
頑固なやつは形無し
ハンデやるよ 逆立ち
毎日Visionは新しい
毎朝してる朝立ち
正解ないね 自覚したよ 大器晩成
成し遂げるまで 死にましぇん
陰でどうのこうの言っても
2軍は2軍さ 100%
ラッパーが曲も服も全部
イケてなけりゃギャグだぜ
荒れた火の鳥 ICEは溶けない
Aye Aye 火の鳥 羽田 Hit飛び
Aye 荒れた火の鳥 ICEは溶けない
Aye Aye 火の鳥 羽田 Hit飛び
ICEは溶けねぇ Basicを彩り
ICEは溶けねぇ Celineを着物に
ICEは溶けねぇ
ICEは溶けねぇ 荒れた火の鳥
プレイリストTopにELIの曲を
入れる 君のママ Good Vibe
Everyday Studio 止めてくれよ
合図知らねぇ ランナーズハイ
やっぱり人生も Rapperの口も
アイスみたいに甘くない
Rhymeできても Flowが無いよ
アイツみたいに甘くない
ワサビよりも辛口
懐古主義過ぎじゃダサすぎ
次の時代を待たずに
まずは確定 安楽死
甘い奴は空振り
金の海で金槌
Haters口に中指
HotなVerseで赤富士
Yeah 口を開けば
みずほの口座にジャラジャラ
Uh Yeah Hoodでは
ダチと集まるさわやか
ラグタグ リンカンでリボ払い
してた頃と大分違う
時代 良い波 ほっとかない
今じゃ水にDiveしちゃう
荒れた火の鳥 ICEは溶けない
Aye Aye 火の鳥 羽田 Hit飛び
Aye 荒れた火の鳥 ICEは溶けない
Aye Aye 火の鳥 羽田 Hit飛び
ICEは溶けねぇ Basicを彩り
ICEは溶けねぇ Celineを着物に
ICEは溶けねぇ
ICEは溶けねぇ 荒れた火の鳥
- 作詞
ELIONE
- 作曲
BACHLOGIC
ELIONE の“Fire Bird”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
I'm In
ELIONE
- 2
99%
ELIONE
- 3
Applause
ELIONE
- ⚫︎
Fire Bird
ELIONE
- 5
One Night (feat. BACHLOGIC)
ELIONE
- 6
楽にやれよ
ELIONE
- 7
Rat-Tat-Tat (feat. Fuji Taito)
ELIONE
- 8
ちょっと待ってくれ
ELIONE
- 9
Keep Going (feat. CHICO CARLITO & 唾奇)
ELIONE
- 10
カラフルな世界とモノクロの社会
ELIONE
- 11
別にいいんじゃん?
ELIONE
- 12
One Wish (feat. NORIKIYO)
ELIONE
E - 13
上を向いて歩けば
ELIONE
- 14
99% (feat. SALU & RYKEYDADDYDIRTY) [Remix]
ELIONE
- 15
別にいいんじゃん? (feat. Mummy-D & AKLO) [Remix]
ELIONE
ELIONEの集大成にして新境地。名匠BACHLOGICと作り上げた新たな代表作「So Far So Good」
近年はSALUとの共作EP「AC2」(2021年)や数多くのフィーチャリング・ワーク、他アーティスト楽曲の作詞/作曲/プロデュースなど、多方面でその才能を発揮してきたELIONE。ラップだけに留まらない、トータルとして見たアーティスト性の高さこそ、彼を評価する上で最重要なポイントであり、ここ数年の活躍は彼のそのスタンスが遺憾なく発揮された結果だ。
マルチな才能という意味では、自身のソロ・ワークにおいても彼はセルフ・プロデュースに拘ってきた歴史があり、過去に発表された4枚のソロ・アルバムの大部分のトラックは彼が自ら手掛けている。だが、最新作「So Far So Good」では自らその姿勢を覆し、日本を代表するヒップホップ・プロデューサーであるBACHLOGIC(以下、BL)のフル・プロデュースで作り上げた。質、量共に間違いなく日本のヒップホップ史上最高の実績を残してきたBLが、ひとりのアーティストのプロジェクトをフル・プロデュースするというのは、ヒップホップ・シーン全体で見ても決して小さくない事件だ。そして、これまではそのセルフ・コンテインドな制作スタイルに拘ってきたことで自身のアーティスト性を築いてきたELIONEにとっても大きな変化だろう。
だが、昨年リリースされたシングル“99%”とSALU/RYKEYDADDYDIRTYを招いた同曲のリミックスを聴いたファンは、その時点でELIONEとBLの相性の良さに気づいていた筈だ。実際、“99%”以外の「So Far So Good」収録曲も、BLとの高い相乗効果が感じられるバンガー揃いだ。
むしろトラック制作というタスクから解放され、より作詞とメロディ、コンセプト作りに向き合うことが出来たのだろう。リリックは全編通してポジティヴ且つモチベーションを煽るテーマでまとめられている。そして、一聴したらリスナーがすぐに口ずさむことが出来る印象的なフレーズを用い、それらを磨き上げた秀逸なメロディに乗せてラップすることで、耳馴染み良く、聴き返しに耐える強度へ昇華することに成功している。そして、BLの程良くヴァラエティに富んだトラック群とELIONEがこれまでの活動を通して培ってきた構成力と監修能力が加わることで、各収録曲がそれぞれ堂々とした存在感と魅力を放って共存している。
豪華な客演陣も、各曲に華を添えている。SALU/RYKEYDADDYDIRTY/CHICO CARLITO/唾奇/Fuji Taitoといったスター揃いの客演陣は相当に豪華なラインナップだが、全員が実際にELIONEと交流の深い友人たちという事実は記しておきたい。また、プロデュースのみならず久し振りにそのスキルフルなラップを披露したBLの登場も、ヘッズ悶絶必至なサプライズだろう。そして、NORIKIYOやAKLO、Mummy-D(RHYMESTER)といった、彼のラップに決定的な影響を与えたヴェテラン勢の登場も、今作にかけるELIONEの想いの強さを感じさせる。
今作のリリックには、彼の座右の銘だと思われる“Loyalty”(忠誠心)という言葉が何度か登場する。ヒップホップというアートに忠実であり続け、長年スキルを磨き続けた結果、実現したBLとのコラボ。そして、仲間たちへの誠実さを忘れなかったからこそ、本作に集った豪華な客演陣。彼が長年培ってきた自信と信念が反映されているからこそ、本作は輝いている。そういった意味でも、「So Far So Good」は、ELIONEにとって集大成にして新境地に到達した、新たな代表作だ。
Yusuke "11zero" Ito