難しく考えちゃう
お前の良くない癖だよね
でも、意外と案外Chance
答えはシンプルだもんね
どうせ余裕っしょ?
だからEasy 楽にやれよ
どうせ余裕っしょ?
だからEasy 楽にやれよ
「簡単に言うなよな」って舌打ち
夢をみている奴らはタフに
ラッパーもハスラーも
実はひたむき
理想はゴンタカみたいにChillaxing
力んじゃ上手くもイかないか
ラフにRafを着て
Sexみたいにチャレンジ
この時代に 誰より期待出来なきゃ
歌ってもしゃあねぇし
まるで いつかのピクサー
コーラとポップコーン
食ってもいいすか?
笑ってくれ シスター
肩の力を抜け ミスター
どこにいても
気分ならカリフォルニア
ツレと飲むテキーラ ウォッカ
団地生まれの
江戸っ子がBallin’ out
一緒にWeedでも吸おっか?
難しく考えちゃう
お前の良くない癖だよね
でも、意外と案外Chance
答えはシンプルだもんね
どうせ余裕っしょ?
だからEasy 楽にやれよ
Easy Easy Easy
どうせ余裕っしょ?
だからEasy 楽にやれよ
Easy Easy Easy Easy
アレコレ考えず なりふり構わず
やりたい放題 やっちゃいな
BalenciagaのRunnerで
Touchdownの願掛け
新しいステージまで Rat-tat-tat
まだまだ売れたいのって
どうしてだっけ?
幸せさ 人生ならもう10点満点
グチャグチャ 無茶苦茶は
どうしてダメ?
俺が寝ぼけてたら起こしてMy Men
真夏の夜のHANA-BIみたいに
人生は短い4321
止まってる暇なんてないから
噂とか笑えない冗談禁止
10年前ならJay-Zの耳コピ
逆に今じゃ 俺ら身内ノリ
誰よりも自分を愛せるように
生きれたら勝利
難しく考えちゃう
お前の良くない癖だよね
でも、意外と案外Chance
答えはシンプルだもんね
どうせ余裕っしょ?
だからEasy 楽にやれよ
Easy Easy Easy
どうせ余裕っしょ?
だからEasy 楽にやれよ
Easy Easy Easy Easy
本当良くいうよ
本当良くいうよ
どうせ余裕っしょ?
未来から見りゃ過去
肩肘張んなよ
Easy wow wow wow
難しく考えちゃう
お前の良くない癖だよね
でも、意外と案外Chance
答えはシンプルだもんね
どうせ余裕っしょ?
だからEasy 楽にやれよ
Easy Easy Easy
どうせ余裕っしょ?
だからEasy 楽にやれよ
Easy Easy Easy Easy
- 作詞
ELIONE
- 作曲
BACHLOGIC
ELIONE の“楽にやれよ”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
I'm In
ELIONE
- 2
99%
ELIONE
- 3
Applause
ELIONE
- 4
Fire Bird
ELIONE
- 5
One Night (feat. BACHLOGIC)
ELIONE
- ⚫︎
楽にやれよ
ELIONE
- 7
Rat-Tat-Tat (feat. Fuji Taito)
ELIONE
- 8
ちょっと待ってくれ
ELIONE
- 9
Keep Going (feat. CHICO CARLITO & 唾奇)
ELIONE
- 10
カラフルな世界とモノクロの社会
ELIONE
- 11
別にいいんじゃん?
ELIONE
- 12
One Wish (feat. NORIKIYO)
ELIONE
E - 13
上を向いて歩けば
ELIONE
- 14
99% (feat. SALU & RYKEYDADDYDIRTY) [Remix]
ELIONE
- 15
別にいいんじゃん? (feat. Mummy-D & AKLO) [Remix]
ELIONE
ELIONEの集大成にして新境地。名匠BACHLOGICと作り上げた新たな代表作「So Far So Good」
近年はSALUとの共作EP「AC2」(2021年)や数多くのフィーチャリング・ワーク、他アーティスト楽曲の作詞/作曲/プロデュースなど、多方面でその才能を発揮してきたELIONE。ラップだけに留まらない、トータルとして見たアーティスト性の高さこそ、彼を評価する上で最重要なポイントであり、ここ数年の活躍は彼のそのスタンスが遺憾なく発揮された結果だ。
マルチな才能という意味では、自身のソロ・ワークにおいても彼はセルフ・プロデュースに拘ってきた歴史があり、過去に発表された4枚のソロ・アルバムの大部分のトラックは彼が自ら手掛けている。だが、最新作「So Far So Good」では自らその姿勢を覆し、日本を代表するヒップホップ・プロデューサーであるBACHLOGIC(以下、BL)のフル・プロデュースで作り上げた。質、量共に間違いなく日本のヒップホップ史上最高の実績を残してきたBLが、ひとりのアーティストのプロジェクトをフル・プロデュースするというのは、ヒップホップ・シーン全体で見ても決して小さくない事件だ。そして、これまではそのセルフ・コンテインドな制作スタイルに拘ってきたことで自身のアーティスト性を築いてきたELIONEにとっても大きな変化だろう。
だが、昨年リリースされたシングル“99%”とSALU/RYKEYDADDYDIRTYを招いた同曲のリミックスを聴いたファンは、その時点でELIONEとBLの相性の良さに気づいていた筈だ。実際、“99%”以外の「So Far So Good」収録曲も、BLとの高い相乗効果が感じられるバンガー揃いだ。
むしろトラック制作というタスクから解放され、より作詞とメロディ、コンセプト作りに向き合うことが出来たのだろう。リリックは全編通してポジティヴ且つモチベーションを煽るテーマでまとめられている。そして、一聴したらリスナーがすぐに口ずさむことが出来る印象的なフレーズを用い、それらを磨き上げた秀逸なメロディに乗せてラップすることで、耳馴染み良く、聴き返しに耐える強度へ昇華することに成功している。そして、BLの程良くヴァラエティに富んだトラック群とELIONEがこれまでの活動を通して培ってきた構成力と監修能力が加わることで、各収録曲がそれぞれ堂々とした存在感と魅力を放って共存している。
豪華な客演陣も、各曲に華を添えている。SALU/RYKEYDADDYDIRTY/CHICO CARLITO/唾奇/Fuji Taitoといったスター揃いの客演陣は相当に豪華なラインナップだが、全員が実際にELIONEと交流の深い友人たちという事実は記しておきたい。また、プロデュースのみならず久し振りにそのスキルフルなラップを披露したBLの登場も、ヘッズ悶絶必至なサプライズだろう。そして、NORIKIYOやAKLO、Mummy-D(RHYMESTER)といった、彼のラップに決定的な影響を与えたヴェテラン勢の登場も、今作にかけるELIONEの想いの強さを感じさせる。
今作のリリックには、彼の座右の銘だと思われる“Loyalty”(忠誠心)という言葉が何度か登場する。ヒップホップというアートに忠実であり続け、長年スキルを磨き続けた結果、実現したBLとのコラボ。そして、仲間たちへの誠実さを忘れなかったからこそ、本作に集った豪華な客演陣。彼が長年培ってきた自信と信念が反映されているからこそ、本作は輝いている。そういった意味でも、「So Far So Good」は、ELIONEにとって集大成にして新境地に到達した、新たな代表作だ。
Yusuke "11zero" Ito