歌詞

たった一つの思い出だ

なんかちょっと違っただけだ

どれだけ寄り添ったってさ

崩れたら意味がないよな

「どうして？」なんてもう聞き飽きたの

せめて綺麗に離れて

どうにもならないのが分かるなら

もう一度なんて言わないで

夕立を染める唐紅

あなたと描いた先の未来

また思い出して苦しくて

あの頃が輝き出す

帰り道1人歩いた

お呼びじゃないのがわかってても

いつまで間違うのかな

すれ違いも帰り道も

振り返るたび痛んだ自分の頭の中

愛した記憶一つで締められるような

仕方がないだけじゃ難しい事もあるの

それでもまだ

あの日のことは

忘れられることじゃないんだよ

夕日が差し込む曇り空に

目の奥の先で焼ける景色

また1人泣いて苦しくて

あの頃の光閉ざす

夕立を染める唐紅

あなたと描いた先の未来

また思い出して苦しくて

あの頃が輝き出す

心で荒ぶる雨嵐に

差されたあなたの愛がここに

これまでの時を流すように

垣間見えた傷を縫う

隙間を埋めて押し踏む

日々は思い出へと化す