Lyric

見慣れた街が やけに暗いな

君はまだ　見送った　初夏の中

二人で見た 映画を見返してる

僕らの フィルムは もう切れているのに

ひとりぼっちに

慣れるのかな

君の影が

色濃く残る

沈むように

息を切らすように

二人溶け合って恋に落ちて散った

ってことでいいかな

眠る前に

君と繋いだ手は

まだ熱を持っているのかもなんて

考え過ぎかな

部屋が広く見えるのは君のせいか

君はさ　いつも何か　溜め込んでた

捨てるのはこっちの役目だったね

口喧嘩 仲直りのキス 押し寄せてくる

夢の中の

君でもいいから

触れられたなら

抱き寄せたなら

マーメイド

君はそうマーメイド

鮮明だった君の影が

泡となり漂う

逢いたいよ

また君に逢いたいよ

まだ不安な僕に触れて欲しい

笑いかけて欲しい

沈むように

息を切らすように

二人溶け合って恋に落ちた日々が

忘れられないよ

まだ沈む前に

息を切らす前に

二人溶け合って恋に落ちる前に

戻りたいと願った

眠る前に

繋いだ君の手が

冷めないように　握りしめて

もう離さない

大丈夫

一人でも大丈夫

僕にそう言ってくれた君は

僕より辛そうで

大丈夫

一人でも大丈夫

だからもう心配しなくていいよ

見守って居てね

なんて