セックスとピストルのジャケット写真

歌詞

誘拐

烏有

花曇りの空の下

水面の桜を掬う

君のことを書いていた

しぶきひとつたてないで

ただ遠ざかっていく

終雪の夜を跨いで

春の陽を願ったまま

寄り添う花びらを攫って

I wanna be a snowdrop beside you

君に触れて渇いていく

ひとひらも灰になって

俯いて咲いた白い花を書いて

I wanna be a snowdrop beside you

指に落ちた雪のように

君に触れて

融解していく

邯鄲の夢を嘆いて

傷ついて眠った君を救うことは

もう叶わないんだ

ほら、笑って

I wanna be a snowdrop beside you

穢れなき愛を歌っている

それでも不純になって

傾いて吐いた言葉は壊して

I wanna be a snowdrop beside you

雲を堕ちた雪のように

君もきっと穢れていく

春を待つ天使のかけた魔法のように

淡い花びらを千切って言った

「でもきっと、僕たちは

何もかも間違っているんだ。」

わかっている

「最後に僕の絵を描いてよ、ねえ。」

I wanna be a snowdrop beside you

君の目に僕は映ってる?

哀しみは愛になって

俯いて咲いた白い花を描いてよ ねえ

I wanna be a snowdrop beside you

指に落ちた雪のように

僕らそっと溶けていく

  • 作詞

    烏有

  • 作曲

    烏有

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