セックスとピストルのジャケット写真

歌詞

花の栞

烏有

誰もいない明け方の校舎

朝焼けを描いた

初めて出逢ったあの頃を

思ったりしたって仕方がないね

もうどうしようもないな

ため息を吐いた

涙目で待った昨日を

忘れてしまえたら良かったのに

変わらないことを望むのは

罪深いことと悟るのだ

「不甲斐ない神様、どうか私達を許して。」

I said

フラワー フラワー

あなたが忘れてしまうことだって

私はずっと、ずっと憶えている

愛さえ

フラワー フラワー

花が咲いたよ

心にはさんでおこう

忘れないようにそっと

「春は嫌い。」夕凪のせいだ

静寂を裂いた

海辺で拾った貝殻も

宝物のように思えていたのに

砂浜に残った 足跡さらった

波が目に映っていた

夜の帳が落ちていく

二人は夏を待っていた

夜空に花が舞っていた

まだわからない明日の話で

くだらないねと二人笑って

運転できない車内で

隠れてキスをした

ラジオが鳴いている

咲いて

フラワー フラワー

あなたが忘れてしまうことだって

私はずっとずっと溺れてる

You said

フラワー フラワー

「花は枯れるよ。」

「僕らも同じだ。」と

あなたの言うとおりね

あなたの吐息それだけで

私の幸せはできていて

それだけがこの世界の救いだった

すべてだった

あなたの指先ひとつで

一生分の孤独もきっと溶けるのに

ただそれだけなのに もう触れられない

咲いて

フラワー フラワー

あなたが忘れてしまうことだって

私はずっとずっと憶えている

愛さえ

フラワー フラワー

花が咲いたよ

心にはさんでおこう

甘い甘い恋をしていた

風が二人を通り過ぎていった

このまま沖までいこうよ裸足のまま

手をつないで

  • 作詞

    烏有

  • 作曲

    烏有

セックスとピストルのジャケット写真

烏有 の“花の栞”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"