セックスとピストルのジャケット写真

歌詞

恋する睡蓮

烏有

「優しくして。」って君は言う

何も知らない綺麗な目で

火照った顔して嘘をつく

まだ夢を見ている

「秘密にして。」って君は言う

夜を待つ花火のように

とろけたアイスを柔く食む

冷たくて甘い夜を嗜んでいる

くちびるの前で

人差し指を立てながら

スカートひらり

笑ったあの子は

死んだ

「優しくして。」って君は言う

すべてを見透かすような目で

真っ白な肌を曝したまま

恥ずかしげもなく愛を口遊んで、また

プールサイド

君は美しく踊っている

月明かりの下

跳ねるように

ただ君に触れて

纏っていた温度は

溶けて消えるように

ただ冷たくなっていく

くちびるをあてて

君のことを確かめてみる

冷たくて甘いその味が残っている

あの子は死んだ

水槽に浮かんで神様を待っている

水に浮かぶ君が綺麗

風に揺れる水面に月

夜の底でまた二人で

とても苦しくて

愛しいことをしよう

  • 作詞

    烏有

  • 作曲

    烏有

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