Lyric

真っ白なワンピースがよく似合っていた

君に恋をしていた日のこと

真っ黒な翼が生えて

君を不幸にしていくだけの僕を

君は許してくれたから

真っ白なシーツの上で戯れあっていた

あの時の僕らはなにを確かめたのでしょう

真っ赤な跡がついたことに僕はそっと

鳥肌が立つような嬉しさがあったんだ

もういいよ

火のついた花束を抱えたままで

僕の腕の中へおいで

ほんの一瞬 心が通じあった

ただそれだけのことが

酷く愛おしい

君に幸せな結末は似合わないよ

僕がその首を絞めてあげる

ずっと呪ってあげる

だから目を閉じていて

「あなたとなら地獄でもいい。」と

憎らしく笑みを浮かべている

「忘れないでいて欲しい。」

それだけが君の願い事

君に幸せな結末は似合わないよ

僕がその首を絞めてあげる

ずっと呪ってあげる

でも透り抜けていく

君が

嫌いで嫌いで仕方ないのさ

地獄の果でも笑っている

ただ生温いだけの幸せ

浸かっていたかった

嗚呼 君が嫌いで嫌いで仕方ないのさ

約束だって守れやしないから

言葉も感覚も壊して

溺れていくだけ

解らない

嫌い嫌いで仕方ない

馬鹿な話はやめて

笑わないで ねえ

いつか何もかも忘れて

笑ってあげるから

嗚呼 君が嫌いで嫌いで仕方ないから

溢れる想いは愛じゃないのさ

忘れてしまえばよかった

灰になった花束を呑み込んだ

真っ白なワンピースがよく似合っていた

君に恋をしていた日のこと