セックスとピストルのジャケット写真

歌詞

銃の作り方

烏有

あなたに「優しいね。」って

言われるために生きているようなもんさ

ただ弱いだけ僕なんかには

それしかできなかった

でも触れられない

醜い僕にはあなたの手は美しすぎた

こんな風に生まれなかったなら

幸せになれたの

アノニマス

ただただ放浪する

アノニマス

ただこの坂道を降って

これが銃の作り方

何もかも壊せるような気がしていた

救いようのない過去も

最低な今でさえも

これが銃の作り方

出来上がったのはただのガラクタだった

たった一人あなただけを壊して

夜空に花火が上がった

美しく生きられない罪の罰は

いつになったら終わるんだ

今のありのままの僕じゃ

一生愛されることもないが

繕うこともままならない

アノニマス

ただただ諦観する

アノニマス

もうこんな人生なんていらないよ

これが銃の作り方

何もかも壊せるような気がしていた

邪魔くさいだけの愛も

死にたいって想いでさえも

体中がぐちゃぐちゃだ

いつまでこんなことばっかやってんだろう

窓の花はもう枯れた

僕は拳銃を作る

曖昧な愛や価値観も爆ぜる

いつか願いも勘定に果てる

もう何もいらない あなた以外

僕は拳銃を作る

見捨てられたっていつまでも祈る

黒く深い闇の中にあなたが笑っている

アノニマス

ただただ放浪する

アノニマス

ただこの坂道を降って

この拳銃であなたが

僕を穿ってくれたなら

どれほど楽になったんだろう

幸福感と向かい合った先にあった

ありふれたあなたとの未来を

それが叶わないと知った今日を

花火の音に合わせて殺して

  • 作詞

    烏有

  • 作曲

    烏有

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