Lyric

あの頃夢見た夢の世界に

抱いた偉大なヒーロー像に

重なるあなたの姿にきっと

いつしか憧れていたのさ

この頃ガタの来た想像力は

高揚を焦燥に差し替えて

どうでもいいやと笑い飛ばせる

いらん性能を積んでいった

くだらないや仰いだ青天井

嘘っぱちの自由で満足かい

くすんだ瞳を涙で磨いて

手を引く素晴らしい世界へ

スーパーヒーロー

あなたが教えてくれたのさ

まんまるじゃなくたって

少し欠けたくらいが美しいこと

いつかきっと

彼方に見える未来図を

泥を被ったって

カッコつかないくらいに

がむしゃらでいいと

鼓動に音楽を

心に満月を浮かべて

あの頃夢見た夢の世界は

未来に描いた桃源郷だ

更なる期待を抱くほどに

後悔、どうだい?情けねえな

諦めのつかん状況相当

後ろ指喰らってグラっとしても

本気で尻を蹴飛ばしたあなたの

おかげでなんだか救われたんだ

圧倒的な衝動で

絶望的な葛藤も蹴散らして

共鳴するんだ

感情的に打ち込まれた弾丸に

ちっぽけなプライドさえも震わせて

絶対的な未来を想像

朧げに見える未来に光を

光を

伽藍堂の胸カランコロンと

響く夜の街気づく孤独に

磨けどくすんだままの絶望に

縋りつき切望する希望に

答えはないぞ絶え間ない時間に

振り回される暇はないと言って

差し出された不器用なその右手が

未来だ 未来だ

スーパーヒーロー

あなたが教えてくれたのさ

まんまるじゃなくたって

少し欠けたくらいが美しいこと

いつかきっと

彼方に見える未来図を

泥を被ったって

カッコつかないくらいに

がむしゃらでいいと

鼓動に音楽を

心に満月を浮かべて