Lyric

消えない　消えない　あの約束に縋る自分が消えないのさ

君の全てで息をしてる　売れ残りの愛が欲しいんだ！

足りない　足りない　蜩の鳴き声だけじゃ満たされないのさ

君のいない夏は嫌いだ　嫌いばかりが増えていくんだ

消えない

偉くなれたらと思っていたんだ

命の価値をずっとふっかけていたんだ

自分宛の手紙なんて嘘だ

積み上げた円盤を聴き終えるように

秒刻みの余命は1年につき1万円かそれ以下だ

いつかきっと

消えない　消えない　あの約束に縋る自分が消えないのさ

君の全てで息をしてる　売れ残りの愛が欲しいんだ！

足りない　足りない　蜩の鳴き声だけじゃ満たされないのさ

君のいない夏は嫌いだ　嫌いばかりが増えていくんだ

消えない

心に映る小さな願いは

水面に映る星のように綺麗じゃないの

絵の具が足りないみたいだ

吸いかけの煙草の火を消してしまうように

時間を飛ばして風に吹かれない身体になった

それだけだ

いつかきっと　そのいつかっていつですか

答えろ！　解らないか

消えない　消えない　夏をメッタ刺しにしても報われないのさ

骨の髄まで想い出なら　存在が不適切だろうが！

言えない　言えない　その癖に簡単な言葉を欲しがるのさ

花火の音が五月蠅いから　逃げ続ける自分が嫌いだ

嫌いだ

やっと気づいたんだ　「止まれ」の標識はもうないから

どこか遠くへ行こうぜ　せかるる日々を手繰り寄せて

いつかきっと

知らない　知らない　賢者でさえも迫る未来は知らないのさ

二人の世界でいいからさ　売れ残りならそれでいいんだ

消えない　消えない　花火のように散る命には変わりないけど

十年後の夏で待ってる　不等号の先を描いてる

さぁ、答えあわせといきましょう！