歌詞

「鈍感でいよう」とさ

簡単にいうけど

そんなのは嫌でさ

錆びついてしまうから

楽なのは君だけ

結局は鏡で

いくら叩いても

血に塗れるはその手

窓の中で裏返される

通り過ぎる街並みに重ねる

それが向こう側ってわかるのに

わざと「リアルだ」と語るのは勘違いだ

鏡を磨いても

光っていくのはフレームの中だけ

コンプリートしたいのはその身体でしょ

だから　大嫌いなんだ

目を焼くようなフラッシュが

「自分が責められているようでさ」

焚いた君は言う

鏡を割ってしまえば

君だけが残る

姿も見れない

君だけが残る

（君だけ残る）

想像が出来る　それが全て

投影は映す　その虚像だけ

自分じゃ見れないから

君と僕ら　語り合ってるんじゃない？

後でいいさ　拭き掃除は

鏡像を変えるのは君しかいない

反転した姿で語りかけている

視えるのは君じゃないから

似たような形してるだけ

「どうか優しくいてください」

向こうの君は言う

鏡を割ってしまえば

君だけが残る

姿も見れない

君だけが残る

（君だけ残る）

想像が出来る　それで充分

投影は危険　飲み込まれるよ

自分じゃ気付けないこと

君と僕ら　わかりあってるんじゃない？

きっといつか　別れてしまっても

未来を作るのは君しかいない

根っこが腐ってちゃ木の実は成らない