Lyric

あんなに恋した人は今

近くにいるのに届かない

夕暮れの窓に映っている

たたずむきみの姿

近くにいるのはしあわせか

見つめることさえ罪なのか

告げられた別れ

ぼくはひとり置いてきぼり

どんな日々を

過ごしているのだろう

今日もきみはきれいだ

まぶしくて

もう　戻れないよ

胸に咲いた朱い花は

いつまで経っても鮮やかに

季節を忘れたままで

あんなに恋した人はまだ

今も届きそうな距離にいる

望まれぬことと知っていても

僕は待っている

笑顔、仕草、誰かと話す声

今日の君に

また僕は恋をする

あぁ　花がいつか

果実になり　募る想いが

はじけて飛ぶならそれもいい

季節が過ぎゆくままに

今でも恋するぼくはまだ

色づいたままのほうせんか

誰ひとりふれぬ

この世界できみを想ってる

あぁ　花がいつか

果実になり　募る想いが

はじけて飛んでくその日まで

静かに咲き続けよう

あぁ　季節が許してくれるなら