Lyric

古びたTシャツ、寝巻き

よくある話

探検隊と裏路地

あなたと二人

似ている僕らの話

影が横並び

かつて歩いたこの道

回想中の一人

全然、忘れられないな

あの数秒の映像が

夏の夜、駆け出す

あなたを照らす

逆光 ビルのライトが

ゆらゆらと光る

淡い夏の記憶

思い出して 深呼吸

まだ埋まっていない胸が

傷んでる

そんでフラッシュバックした

夜が滲んでしまう

表情、感傷、体温

全部フラッシュバックした

街路樹 風に揺れる

「ねえ、大丈夫？」って覗き込む–––

–––こんなもんはどうかしてた僕が

見てた幻！

「ワンツー、現実」

で消えてった

青春はとどのつまり

“よくある話”

砂浜に枯れた花火に

想い重ねてしまう

夏の夜、駆け出す

あなたが笑う

僕はそんなイメージを

つらつら 書き出す

淡い夏の記録

.mp4で再生中

肝心なとこで見切れている

夏の夜、駆け出す

あなたは知っている？

なんだかんだ僕は、さ

ふらふら 生きてる

淡い夏の記憶

吐いた想いとCO2

なんか無性にさ 喉が渇いてる

そんでフラッシュバックした

夜が滲んでいた

焦燥、格好、最後

全部フラッシュバックした