歌詞

もっと教えてよ、貴方の事

この泡が弾け切って消えちゃう前に

ただ、貴方が足りない

まだ売れ残っていた安い氷菓子を頬張り

今日が終わるその時を、ただ想って外眺む

開けてしまった炭酸水、口付ける間もなく

約束の10分前、踏切へと駆けた

ぱっと弾けてスパーク

もっと弾けてスパーク

この暑さも臆病さえも吹き飛ばして

蒼く染まって征け

貴方を風が仰いだ

夏の陽が2人、照らす

貴方だけを、見ていたい

まだ少し残っていた熱気を割いて征く

暗く呑まれていた、貴方の影踏んで征く

不意に鈍く響いたノイズ、夏の匂いが薫る

見上げた雲の中、耳を刺した迅雷

ぱっと光ったスパーク

もっと降らしてスコール

この暑さも臆病さえも吹き飛ばして

蒼く染まって征け

私を風が仰いだ

風鈴が激しく揺れてる

貴方だけを、

音の中、無邪気に笑っている

貴方の声だけ聴こえる様だ

向日葵から滴る雫

雲が切れて光が跳ねる

ぱっと弾けてスパーク

もっと弾けてスパーク

この雨の冷たささえも吹き飛ばして

蒼く染まっていけ

高く咲いた花が弾けた

雨上がりの風が、2人包む

ぱっと弾けたスパーク

もっと弾けたスパーク

淡い気持ちが、弾けて消えちゃう、その前に

もっと憶えていたい

あの夏さえも超えて征け

向日葵が枯れる前に

貴方だけを、憶えてたい