Lyric

揺蕩う花の香りだけ

残す想いと咎の跡

月の光に導かれたまま

あなたは私を求め続けた

天津風乗せた恋心

一番星に願うのなら

御伽噺のように月に還る前に

綺麗なままの私を強く抱いて

報われざる愛は

穢れを知らない涙を

零して遠く那由多

消えてく 消してく？永遠に

救われない命

一縷の望みを託すように

「来世で愛して」　輪廻の渦へと沈む

叶わないと識って恋心

永久の夜を駆けるなら

訪れた冬の空 月が陰る前に

迷子のままの私をきっと見つけて

揺蕩う花の香りだけ

残す想いは永遠の愛

あなたの温もりその全て

夜露に溶けて消えたとしても

幾千の時を超え　巡り合えるように

瞼の奥深くへと埋めて

天津風乗せた恋心

一番星に願うのなら

御伽噺のように月に還る前に

綺麗なままの私を強く抱いて