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歌詞

変わったのは周りなのに

M-time

昔と変わったね

って帰り道君がつぶやいてさ

遅咲きの桜一瞥しては

腑に落ちずな気持ちで日差しを食らう

明日もまたここで

少しも移ろいの無いその会話

巡り巡る間紐解いては

違うのはいつもの如く君だ

ゆらり沈んでいく香り付けされた思い出に

真っ赤に染まる夕焼けは霞ひとつない

知らずのうちに見たこともない君が生まれる

ほらclap

さぁさぁ普段の私はマスクを被って

今日もただ一人友人役を演じてる

淡い足跡を残してしゃがみ込めばすぐ覗き込んで

幸せでしたっけ?

幸せでしたっけ?

最初から最後まで理想像を崩壊させないように

してたのにな

見縊ってる時期尚早

弾ける言い訳

永遠に消えない安寧を天秤にこっそり仕掛けて

有限な物にしたのはあなたの勝手でしょ

坂道を転がる車輪に目を配る

その足元の硝子は憎いくらい私みたいで

散々だって言いかけた被害者ぶって

その場凌ぎに塗れた言葉重さを感じるはずもなくて

アンダンテの風速で間に合わせた

空っぽの姿を見て君は疑ってる

1番線ホーム目掛けて

カラスが泣いたら帰りましょ

君の嫌いな僕を消して

残ったものに名前をつけて

人の形をしたそれは

掛け替えの無い愚かさと

非常なその目線だけを覚えて

ぽつり沈んでいく香りの消えた思い出に

(Hook)

行方も分からないはずの

御伽噺の中で

一人彷徨う僕は

主人公の片隅で

誰にも知られず

光る景色を眺めている

孤独を連ねて

毒の林檎に口づけを

  • 作詞

    M-time

  • 作曲

    タソコ

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