草原から空を仰ぐ描写からの冒頭部分
暗転 真剣な顔で愛を込めて歌う青年の描写が浮かぶ
連続して移り変わる場面の先で 大海を目指した冒険家のように
飛び立つ海鳥に思いを馳せるように物語は渦中へと進んだ
深い霧に囲まれて夜が溶け出した頃に
誰かが思い出したように帰り道の方角を指差した
例えば星の形を眺めるのも長く続けられなくなった事だし
決めなければいけないことがあるような気がしたんだ
指先を預けた 神様の代わりは
音が鳴らない 祝祭の日に知った
荒野に捨てられた懐かしい五線譜
笑い声を刻んだ古くなった楽器
最初に描いたのは希望だったはず
息を殺して立っていた
靴の先で突いた 捨てられた吸い殻から立ち上る匂いが
青白い表情で笑う君に随分似合うようになった
寡黙に過ぎていく終幕を向かえた舞台上の演出は
遠ざかっていく灯火のようだ
忘れてしまう前に掴めそうなのに零れ落ちてしまいそうだから
それすらも見殺しにしてしまう前に駆け寄って拾い上げた
崩れた白鍵の中に黒鍵を組み合わせたなら
蒼白に染まった表情の裏側で賛美歌が流れ始めた
指先を預けた 神様の代わりは
朝靄が溶けていく 祝祭の日に知った
- 作詞
内藤重人
- 作曲
内藤重人
内藤重人 の“Pale”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Ambient
内藤重人
- 2
雨の日に思い出している
内藤重人
- 3
夕方、屋根裏にて (feat. 成宮アイコ)
内藤重人
- 4
海になってしまえばいい
内藤重人
- 5
生活
内藤重人
- 6
AUMA
内藤重人
- 7
YOUTH
内藤重人
- ⚫︎
Pale
内藤重人
アーティスト情報
内藤重人
歌い手、鍵盤奏者、作曲家として活動中/ 2000年初頭Event creatorとして「少年の叫び」の名目でライブハウスを基盤に活動を開始/ Indie label「Mohikan Party Record」を創設/ 2006年、+桃尻東京テレビジョン+の結成に携わった後に2009年ThreeQuestions結成で作曲・歌唱活動を開始/ PAJAMARZ、The Creature、koyubiといったMusic Projectを設立/ 雑誌への寄稿、歌手、詩人への曲提供、Support musicianとしての活動を経る/ 2021年11月、内藤重人名義でPoetry.noise.Shoegazerの要素を繊細に取り入れた1st Album「AUMADOKI」を発表/
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