歌詞

日々より青く光るのは

伸びたあなたの睫毛と

そこに落ちる影だけ

「いつかまた」くらいじゃ

戻れない場所まで

もう二度と

逃げないようにと

閉じ込めた袋の中

Tシャツ あの匂いは

気付くこともできないまま

流れ出てどこか遠く

目を凝らしても見えない場所

「拝啓、愛しの」の先に続く

言葉は見つけられない

そのまま自転車を押して

君の街へ向かおうとも

「ふたり」には多すぎた

思い出だけ溢れて

涙の代わりに、と手を振って

わらっていたいけれど

手を離しても残る36.4

あの熱は今も消えない

やさしさの代わりにうたえたらいい

環状線君の街まで

続いてもないけどさ

「言葉の響きが好きだから」とか

書き留めて

君らしいなぁと

また呆れてるその

笑った皺もまだ

覚えていたいと目を閉じてみる

どこにも行かないでとは

言わない