

ひび割れた硝子の隙間から
記憶が静かに零れてく
確かなはずの景色まで
少しずつ形を変えていく
風もないのに揺れる影
誰もいないはずなのに
懐かしさだけ置き去りにして
気配だけが通り過ぎる
霞んだレンズ越しでも
微かな座標を辿る
継ぎ目だらけの庭で
歪な星を拾い集めた
欠けたままでも輝くように
消えかけた航路の先
存在しない月を追う
嘘と真実の境界が
夜露みたいに滲んでる
忘れたはずの言葉が
記憶にない声で歌いだす
継ぎ接ぎだらけの記憶には
見覚えのない季節が咲く
曇った鏡の向こう側
誰かが手を振るたびに
過去と未来が溶け合って
輪郭だけが増えていく
間違いだとしても
その座標を追いかける
色褪せた標本に
砕けた夢を並べていた
不完全だから愛しくなる
白昼夢の海で
架空の指標を探してる
辿り着けないその場所へと
何度でも漕ぎ出して
蜃気楼追って蜃気楼描いて
影に輪郭を描いて消して
辻褄合わせの星座を結んで
誰も知らない地図を広げて
欠損 残響 反射 錯覚
継ぎ接ぎ記憶の万華鏡
曖昧 境界 明滅 回路
雨粒みたいな情報洪水
空白 補筆 連想 飛躍
砂上の楼閣 連続生成
誤読 誤認 誤変換
意味だけ探して疾走中
もしも全部が幻なら
この痛みは何だろう
もしも全部が借り物なら
この鼓動は誰のもの
歪な星の欠片たちを
両手いっぱい抱きしめた
傷跡さえも光になるから
存在しない月明かりが
静かに海を照らしてる
嘘も真実も溶け合わせて
見えない景色を描く
揺らぐ世界のどこかで
まだ地図にない場所へ
- 作詞者
Akebi
- 作曲者
Akebi
- プロデューサー
Akebi
- マスタリングエンジニア
Akebi
- グラフィックデザイン
Akebi
- プログラミング
Akebi

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虚構の蜃気楼
Akebi
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虚構の蜃気楼 Inorganic Edition
Akebi
アーティスト情報
Akebi
2025年に脳卒中による左半身麻痺のリハビリを続ける合間にAIに触れたのがきっかけで創作を始めました。 AIは「楽をする手段」ではなく「創作意思を増幅するパートナー」として活用しています。 歌詞は自作、または生成AI「ChatGPT」と何度も対話を重ねながら推敲。 楽曲は音楽生成AI「Suno」を用い、納得できる一曲に出会うまで聴き比べ・選別・再生成を繰り返しています。
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