Lyric

贅沢な生活の足を止める瞬間、平凡は永遠に先があるのか？

長くなった人生は60でもこれから、疑いもせずに立てる数年後の予想

ゴールテープ切る頃、幾つ夢に手が届く？それを迎え満ちた時に次は何をせがもう？

仮に欲が消えた時に何を糧に続けよう？生きる事の情熱をどこに向けて燃やそう？

在り来たりの毎日を歩き続く長い旅、通過点で悩みもがき時に、はにかんだり

分岐点で選択を急に迫られたりして俺達、なんやかんや歳月をめぐる

就職に結婚に新築に出産、人並みの生活を築く為に精出す

いつか全て叶う時に俺は何思いふけ「もういい」と胸にしまい次に何を求める？

80の人生の半分くらいで、想像が一つ一つ現実になる時、

満足を知る時、貪欲が消えた時、一歩前に踏み出せるのか、また再び

目的や納得を次々へと置き換え、汗を流し続けて、天井もしらねぇ

ってそんな生き方、出来るかな？出来るんかな

Yo my men 皆元気か？そっち相変わらずか？俺はずっとヘタレだけど、心にある「しぶとさ」

さっきまで俺ら子供だったのにさ気づけば、何人とちらほらと親になってマジ笑う

結婚を考える歳になったなんてな、そんな横でしゅうじとかは既に家を立ててさ

人生を背負って立つ、賭ける者がそこにある、そんな奴の成長をずっと見守ってたい

俺は俺できっと皆とは違った生き方、それなりに信用とか出来る様な仲間や

こっちいても腹を割って酒が飲める仲間だとか、まぁそんな感じだけど俺はずっと半端さ

ラップ書いちゃ消してばっか外に足を取られる、ヨゴレだとか落ち目だとか自虐側に徹する

埋めず開くギャップ眺め、ネットかじり逃避してる、場合じゃねって事も重々と知ってる

不足ばっか増えて直向きに埋めていく、不満こそが生きる原動力と思い知る

まずは満足を腹一杯に知る事、次の事は不明だけどそれが訳になんだよ

分岐点に立つ事、人並みに築く事、そしてそれを生涯かけ維持をするという事

俺のゴールテープだいぶ先みたいだが、満足死という言葉、無縁らしいな

バカみたいに広がった田園風景とか、原発がすぐ近くの緑色の海とか

凍る様な雪景色にさした淡い朝日だとか、有り触れた情景の愛着は薄れず

しつこく通いつめた定食屋に風呂屋、ピッチャーでビール一気、全部吐いた中華屋

酒を薄める事を忘れちゃったオーナー、食べ慣れたあの場所飽きずまた行こう

貧乏な学生からだいぶマシな生活、車だって新車ローン組んで60ヵ月

結婚の資金だとか金はかかる一方で、こいつなのかなんて奴に運良く出会えたり

誰かの節目節目、ぐちゃぐちゃに泣いたり、それを皆んな笑いながら結局皆泣いたり

そんな当たり前の記憶重ねたってなんで、飽きるなんて言葉、遠のいていくんだよね

「40過ぎた頃ぐらいで死んだって構わない」それを言ったお前に、20年後言いたい

「俺らなんやかんや言って結局生きてんじゃん」俺は不完全で良いし、いい加減でいたいな

生きる事にしがみつく、落魄れだなんて、半端モンが生意気な口叩くんじゃねぇ

腐る事も知らぬ青いケツ振って歩け、何周も、何周も、何周も

秋の鈴虫、冬の静寂、違いを知り続けて歩け

春の宴、夏の蝉時雨、違いを知り続けて歩け

秋の鈴虫、冬の静寂、違いを知り続けて歩け

春の宴、夏の蝉時雨、違いを知り続けて歩け