歌詞

水と大気の間で　蛙　孵る

子供のころにはなかった手で時空をかき回す

どこで息をしてたって　蛙　帰る

ほかの誰かになったりはしない

消えゆくもの　失うもの　惜しんで惜しまれて

それでも時がたてば心は解き放たれて未来泳ぐんだ

出会うべき人　誰も彼も　互いに放つ波動

水面に交わる波で　自分の存在確かめてるんだ

他人と自分の間で　蛙　何彫る？

見開く二つの瞳は　生まれた意味探してる

そこ吹く風にあわせて　蛙　変える

よどんだ水も味わいながら

姿も　心も　立場も　生き様も

口癖も　定番も　秘密も　約束も

お気に入りの曲も　あの人との距離も

願いも　祈りも　誓いも　愛情も　愛情の示し方も

なにもかも形を変えながら先の方へ先の方へと

過去と未来の間で　蛙　佳得る

夢に飛ぶために伸ばした両足がこの惑星蹴る

どんな場所に生きたって　蛙　還る

記憶を胸に携えて　元の魂に戻る