

繊細な風鈴の音
花火の音にかき消されてるの
無理してでも笑って私あんなふうに
輝いていたいよ
知らない街の祭り囃子を
横目に通り過ぎてく
朝日が上る頃には
思い出たちが
散乱している
揺らいでいたピンク色の浴衣姿
幼き頃を重ねている後ろ姿
誰か私のそばで
ふって笑いかけて
この音を鳴らして
繊細な風鈴の音
夏が来たのに聞こえていないの?
四季よりもずっと早く巡る私の命よ
響いてよ
泣いている風鈴の音
花火の音にかき消されてるの
無理してでも笑って私あんなふうに
輝いていたいよ
知らない人の見上げる顔を
横目に通り過ぎてく
背中で上がる花びら
俯いた影に気付かされる
揺らいでいた赤い色の金魚袋
大人に心囚われる私と一緒
誰か私のそばで
ふって笑いかけて
この音を鳴らして
繊細な風鈴の音
夏の終わりを教えているけど
いつの日もずっと早く終わる私の命よ
響いてよ
泣いている風鈴の音
花火の音にかきけされても
無理してでも笑っていたいだって私
輝いていたいよ
ひぐらしの声に
眩しすぎるオレンジ
届かぬ夏の大三角に
来る秋の始まり
頬を伝い落ちる夏の流星群に
繊細な風鈴の音
冬の寒さが肌を刺すけれど
いつの日もずっと早く終わる私の命よ
響いてよ
泣いている風鈴の音
花火の音が離れないけれど
無理してでも笑って私あんなふうに
輝いていたいよ
繊細で綺麗な風鈴の音
夏なんて関係なくても
四季折々の中で生きる私の命よ
響いてよ
笑っている風鈴の音
花火の音の中でも聞こえているよ
気づいて泣いていてもあなたあんなふうに
輝いているよ
- 作詞者
SENPEN
- 作曲者
SENPEN
- プロデューサー
SENPEN
- ボーカル
SENPEN

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アーティスト情報
SENPEN
SENPEN 東京都八王子市出身 SNSを中心に2024年01月から楽曲配信を開始。作詞作曲、編曲、mv制作を自身で行う。俳優事務所にも所属していた過去があり、表現者としての自由を求めて音楽を始める。音楽のように様々な人の心情に千変万化の寄り添いたいという想いからSENPENと名乗る。ジャンルを問わない音楽性はまさに千に変化し一人ではないと思わせてくれるアーティスト。