Lyric

頬杖ついたまま

眺める窓の外

はしゃぐ真っ白なTシャツ

わざとメガネ外し キミを探してみる 

密かな月曜日の楽しみ

揺れる花びらは 夏の香り運び

吹き込んだ風が鼻をくすぐる

さぁ 今日は 何を話そうかな

Ding Dong 鐘が鳴るたび

キミとのお喋りの時間

ずっと他愛ない話題でも気にならない

「ホント、キミはバカだね」呆れた私は笑顔で

淡い時にまどろんでいた

言いたいこと全部 言える相手なのに

近頃何かおかしい

ポッケに閉まった手も

なんだか冷たくてきっと季節のせいだね

白く曇る息は 冬の寒さの色

二つ並ぶ足跡を振り返れば

過ごした時の長さを知る

Ding Dong 鐘が鳴るたび

砂時計の砂が落ちてく

かけがえのない時間がすり減ってく

「どっか具合悪いの？」覗き込む顔をどうして

惜しむように見つめたんだろう

何かが壊れてしまいそうで

困った顔が見たくなくて言わないと決めていた

言葉が一つだけでも・・・もしこの世界が

今日で終わるとしたら

私はどうするだろう？

Ding Dong 最後の鐘が鳴り響いて

やっと気づいたずっと終わらないものなんて

無いんだと

言いたいこと 分かってた掴みたい

暖かさ 知ってた気づけば走り出していた

Ding Dong 鐘が鳴るたび何かが 背中を押してく

ずっとしまい込んだ言葉が 溢れ出す

きっと伝えたいんだ

伝えなくちゃ終われないんだ

さぁ 困った顔をするかな

それとも

照れくさそうに 笑うかな